2011年10月17日

そば玄 せきざわ@長野県小布施町

蕎麦に惹かれて善光寺参り最終回 小布施の人気店! せきざわ

北信濃の1泊2日の旅行で蕎麦屋へ都合3軒行ってきました。この3軒、某大手食べ系口コミサイトの人気ランキングの蕎麦部門の北信州地区のトップ5に入るお店ばかりでした。が、結局気に入ったのは静岡道楽手帖に書いた山の実だけでした。これはハードルを高めに設定したのも影響したかもしれませんが、ちょっと残念な結果となりました。



最後に訪れたのは小布施の人気蕎麦店のせきざわです。この日は満を持して開店20分以上前に到着しましたが、それでも4組ほど前におりました。30度を超える猛暑の中、縁側に座って開店まで待つことになりました。「おいでなさんしぃ」の挨拶とともに暖簾が掛かりました。そう、先頃までやっていたNHKの朝ドラの「おひさま」と同じ信濃弁の挨拶ですね。この時点で大行列になっていました。

お店は立派な日本家屋で、カウンターにけっこうな数のテーブル席があります。シックな雰囲気でいかにも老舗の蕎麦屋然としています。こちらのお店は以前は群馬県の高崎市郊外にあったのですが、自前の蕎麦畑が長野県の栄村にあり、そこに近い場所ということでここ小布施町に移転してきたのですが、蕎麦通に知られたお店+小布施という観光地ということで大人気なんですね。静岡県で御殿場とか伊豆にこのような感じの蕎麦屋って多いんですよね。



ということで、メニューも観光客向けの色々な蕎麦が3種類食べることができるセットメニューが人気です。私もあれこれ食べたい質ですので、これ狙いでいきました。が、2人で頼むとダブるので、一番食べたい粗挽きを大盛りで、あと茜というセットを1つお願いしました。大きなテーブルに相席となったお隣さんは、生粉打ち、粗挽き、変わりが楽しめる三昧そば1400円を頼んでいましたが、口コミサイトでもこれが人気でしたねぇ。

ということで、大賑わいの店内に次々と蕎麦が運ばれてきます。作る方も配膳する方もひとりにつき3枚必要ですからてんてこ舞いだと思います。が、そこは老舗ですから間違いなくテキパキしているのはさすがです。最初に来たのは10割の生粉打ちと粗挽きです。どちらも江戸風の四角いざるにのってきました。久しぶりにこの器をみますが、いいですねぇ。汁は辛めのキリッとしたものですが、鰹節の香りと返しがイマイチと感じました。



さて、蕎麦ですが、生粉打ちはのど越しが良いタイプでスルスルと入っていきます。香りや食感は普通でしょうか。粗挽きは最近食べなれているゴツゴツとした無骨なものが多かったので正直拍子抜けしてしまいました。とはいうものの、私のような偏執的な粗挽きマニアはそう多くないでしょうから、これくらいが食べやすくていいんでしょうね。打ち方や細めのきれいな切り口はさすがです。それから大盛りですが、大盛りでも量的にはそれほではありません。



次は変わり蕎麦でシソ切りです。青シソの瑞々しい青い姿がきれいです。香りもシソの香りがよく表現されています。変わり蕎麦を出す店は多いですが、これは気に入りました。茜の最後は温かい蕎麦の代表格といってもいい鴨南蛮です。これが目当てでこれにしたのですが、セットものだったのでボリュームが少々物足りなかったですね。鴨もネギもある程度の量がないと、鴨南特有の脂混じりのおいしい汁にならないものですね。



と、今回のせきざわ、茜が1800円で粗挽きの大盛りが+200円で千円近くしましたから、昨日訪れた山の実と同じ程度のものとなると質と量で厳しい評価となってしまいます。平日のお客さんが少ない時期に来たならもう少し違う評価だったのでしょうが、これだけのキャパでこれだけ混んでいて、なおかつセットメニューの注文が多いと蕎麦にとっては味に関しては厳しくなってしまうのかもしれません。



以上をもって信州そば巡りは終了です。次回リピートしたいのは北志賀高原の山の実ですが、行きにくい場所なんですよねぇ。それにしても信州の有名蕎麦屋、休日はどこも大混雑です。人気店、有名店へ行く場合は開店前に到着することが必須ですね。

長野県小布施町中松872-9
026-247-5652  11:30~14:30  17:30~19:30 
火曜夜・水曜休


  

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2011年10月13日

御菓子処・花岡@長野県東御市

蕎麦に惹かれて善光寺参り⑨ くるみのお菓子をお土産に 花岡

長野には栗の町・小布施という有名な場所がありますが、その陰に隠れてくるみの町・東御市というものもあります。東御市は上田市と小諸市の間にあります。ここのくるみは味が濃いのが特徴でお菓子の材料として最適なんだとか。このおいしいくるみを使ったお菓子をたくさん取り揃えているのが花岡です。



こちらのお店は本店の他、長野市や上田市、軽井沢などにも支店があるちょっとしたチェーン店系お菓子屋なんですが、そのレベルはローカル菓子チェーン店のものを超えていると思っています。私は昔から長野東信方面へ遊びにいくとお土産をここで買うことが多いのです。

お土産の定番品は色々ありますが、私が買うのは、くるみの初恋というメレンゲのお菓子とくるみ香というダックワーズでしょうか。あとはくるみの醍醐味というチーズケーキもいいですね。くるみの初恋は、メレンゲの中にくるみがザクザクと入ったもので、メレンゲの甘さとくるみのほろ苦さのバランスがいけるのです。



ダックワーズは普通はアーモンドが入っているのですが、それがくるみになっているもので、アーモンドのものよりも甘さと濃さが強いように思います。くるみの醍醐味は、よくある小さなチーズケーキですが、下の生地がくるみのたくさん入ったタルトになっていて、この生地が上のトローリとしたチーズケーキの甘さを引き立てています。

さらにその場で食べるもののおすすめは、くるみ団子です。くるみ餡を贅沢に使ったもので、長野にはあちこちにあるくるみ団子の中でも屈指のものだと思います。その他には長野らしくおやきやりんごや栗を使ったものなど種類豊富ですし、ケーキも各種揃っています。



と、こちらのお店はチェーンのお菓子屋と侮ると、うれしい誤算になる可能性があると思っています。この手のお菓子屋はどこにでもあるようなお菓子を並べているお店が多いですが、こちらのお店はくるみという地元の特産品を上手に生かしたお菓子をアイディア豊富に商品化しているだけでなく、手頃な値段で提供しているのが人気の秘密だと思います。軽井沢のスーパーツルヤにも入っていますから、軽井沢へ遊びに行った際には寄ってみてもいいかもしれませんよぉ。

東御市田中179
0268-62-0236 9:00~19:00 第2水曜日休み
  

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2011年10月05日

松仙堂@長野県小布施町

蕎麦に惹かれて善光寺参り⑧ 栗畑の中にある和菓子屋さん!

今日のニュースでやっていましたが、今年は栗が不作で値段が上がっているそうです。ただでさえ高い栗の菓子やケーキですから、これはちょっと痛いですね。とはいえ、やはり秋になると栗のお菓子は食べたくなります。信州で栗といったら小布施ですが、あの狭い町で大きな栗菓子屋がたくさんあるんですから勢いよその場所から仕入れてというこになっているようです。



が、探せば自分の家の畑で採れた栗を中心にお菓子を作っているお店もあるんですね。それが松仙堂です。例によってネットで探したお店ですが、行きつくまでに難儀しました。メインの通りから行かずにナビと地図を頼りに出かけたのですが、畑ばかりで迷ってしまいました。それも当然のことで農家の一角にお店があるだけで、小布施の他のお店とは対極にある和めるお店です。



農産物を加工して作るお菓子屋としてはこちらのお店の方が真っ当なのかもしれません。自分の所の畑で採れた栗で自分の家で作って自分の家で売るという完結しているからですね。小布施というと御三家のような大きなお店が注目されますが、こちらのお店のようにこじんまりとしたお店があるのはさすがです。隠れ家、知る人ぞ知るお店なのかもしれません。

そんなお店で買ったのは、純栗ペーストです。栗のジャムと似たようなものですが、栗と砂糖だけで出来ているもので、栗の旨さと砂糖の甘さのWパワーで、バニラアイスやヨーグルト、トースト、パンケーキなどが一瞬にしてマロン〇〇に変わっちゃいます。小布施の他のお店では余り売っていないのも栗をたくさん使うからと言っていましたが、なるほどなぁと納得します。



その他に買ったのは栗を丸ごと使った甘納豆です。これまた栗と砂糖がほとんどをしめているので、甘さが先にガツンときて次に栗の香りがホワーンと口の中に広がります。これも昔風の甘さが強めですが、年配の人にはこれくらいの方が評判なんだとか。これもこ洒落た袋や箱に入っているのではなく、シンプルなポリ袋入りなのも好感が持てます。



と、こちらのお店はお店のおばちゃんもきさくで、自分の家の栗とお店のお菓子に自信を持っていて、見栄えよりも味と正直な値段で勝負しているのがとてもいいですね。秋には季節限定の栗きんとんの空蝉なども販売しているそうですし、小布施へ行ったらまた寄ってみたいお店です。

長野県上高井郡小布施町飯田607
026-247-3262  8:00~18:00  不定休

  

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2011年09月24日

パティスリーロント@長野県小布施町

蕎麦に惹かれて善光寺参り⑦ 小布施で洋菓子の名店に出会う!

今日は3連休の中日です。全国的な晴天に恵まれて観光地はどこも大混雑でしょうね。信州は小布施も栗のシーズン真っ盛りということで凄いことになっていると思います。そんな小布施は和菓子の有名なお店は何軒もあるのですが、洋菓子となると余り聞きません。しかし、ここ最近グングンと注目度を上げているのがパティスリーロントです。



こちらのお店はなんといっても修行先が東京はおろか日本を代表する洋菓子の名店オーボンヴュータンということで、本場のフランス菓子を提供しているのがウリです。イートインも可能なサロンもありますが、今回は日持ちと持ち運びを考えて焼きっぱなしのものを中心に購入しました。というよりこの方が特徴がわかっていいと思ったからなんですが・・。



果たして、結果は大正解でした。何でもっとたくさん買わなかったか悔やんだほどです。東京ならいざ知らず長野でこれほどの正統派のフランス焼き菓子が食べられるのは正直驚きました。値段も長野値段からしたら少々高めかもしれませんが、味を考えたら十分にお値打ちです。

今回食べたものは、栗が入ったマロンパイ(一番上の写真)、カヌレ、ボストックです。マロンのパイはなんといっても小布施ですから外すわけにはいきません。栗はそれほどの大きさはありませんが、周りの生地はもちろんのこと焼き具合が良いですね。ザクザクしたパイ自体もおいしいのですが、中のアーモンド生地も良い仕事をしています。



次のカヌレが一番気にいりました。このカヌレは一時ブームになったものですが、久しぶりに食べたカヌレは中の生地のしっとりしつつ弾力がある独特の楽しい食感と外の皮のパリッとしたバランスがいいですね。ラム酒の風味も良いですし、人気商品なのもわかるような気がしました。



ボストックもオレンジピールの香りとザクッとした感じがいいですね。これはパンとケーキの中間のようなもので、ヴィノワズリーも各種置いてあるお店だけのことはあるなぁと思った次第です。このほかにもフィナンシェやガトーブルトンヌなど見ているだけでおいしそうな魅力的なものが目白押しでした。

その他、ケーキ屋ですから冷蔵ケースの中にはプティガトーもたくさんありますし、流行のケークもありますし、ショコラもあるなどフランスの洋菓子店そのまんまの感じです。もちろん、秋の季節には小布施の栗を使ったモンブランなどが大人気になるようです。



と、こちらのお店は初めて行きましたが、スイーツ好きなら小布施に行ったら三大栗菓子屋だけでなく、こちらのお店へ寄り道することを強くお勧めします。お土産は栗の和菓子、自分へのお土産にはロントの焼き菓子なんてのもいいですよぉ。

長野県小布施町中町534
026-247-2057 9:30~19:00 火曜日休み
  

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2011年09月17日

らぁめん みそ家@長野市

蕎麦に惹かれて善光寺参り⑥ 長野といったら味噌ラーメンでしょ!

ということで、居酒屋の後の〆の一杯は蕎麦ではなくてラーメン、それも味噌ラーメンにいくことにしました。さすが味噌の本場だけあって長野市には味噌ラーメンの専門店が何軒かあります。こちらのお店は長野駅前という好立地ということもありますが、昼から夜中まで多くのお客さんで賑わっている人気店のようです。この日もほぼ満員でした。



静岡県の味噌ラーメン専門店だと信州みそとか仙台味噌どか産地ごとに味噌を使い分けてメニューが色々とあるようですが、こちらは信州味噌を使ったもの一本で勝負です。バリエーションとして辛さをプラスした辛味噌ラーメンと味噌つけ麺があるだけです。あとはトッピングです。値段は650円に700円ですからお値打ちだと思います。

今日は、ノーマルと辛いものの2つをお願いして食べ比べということにしました。標準でも麺は硬めということで、珍しくそのままでお願いしましたが、ちょうど良い茹で具合でした。味噌ラーメンというと、なんといっても中華鍋でモヤシを中心とした野菜や挽肉を炒めて、そこへジャーとスープを入れて・・・という賑やかな調理を見るのが何と言っても良いものですね。期待感が高まってきます。



さて、アツアツの味噌ラーメンが登場しました。私は主に辛味噌を担当します。味噌の甘しょっぱいベースにピリリと唐辛子や豆板醤などの辛味がプラスされます。が、辛さが逆に味噌の旨味を殺しているように思いました。麺は太目のちじれが入った黄色っぽい札幌系のものです。このモチッとした感じが味噌の濃さに合っています。なによりうれしいのは火傷しそうなスープのアツアツさと、堂々たる脇役のモヤシ炒めです。



もうひとつのノーマル版の方は、まさに王道的な味噌ラーメンでした。胡麻が効いた味噌味で、まったりと濃いのにしつこくなくスッーと飲めるんですね。ラードや脂が少ないからでしょうか。この絶妙な塩梅やバランスが人気の秘密でしょうか。さすが味噌の本場だけのことはあるなぁと思った次第です。



と、こちらのお店、何気なくそれほど期待せずに行ったにも関わらず、久々に味噌ラーメンらしい味噌ラーメンというか、懐かしいどさん子などの札幌味噌ラーメンを進化させたように思いました。夏でこれだけおいしく感じたのですから、雪ちらつく冬だったらもっとおいしく感じるんでしょうね。昼休みなしで、夜遅くまでやっているうえに年中無休というのもうれしいですね。

長野市南長野末広町1362
026-244-1183 11:30~24:00 ]無休

   

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2011年09月12日

味人あら季@長野市

蕎麦に惹かれて善光寺参り⑤ 長野の繁華街でしっとりディナー

長野県を代表する都市というと長野市と松本市があります。静岡県でいうところの静岡市と浜松市と同じようなライバル関係にあります。行政の中心地、長野市と文化の中心地、松本市という位置づけをされることが多いようです。食文化においても長野市よりも松本市の方が評価が高い店が多いようです。



そんなこともあってか長野市では夕食の選択に困りました。お盆ということもあってかお休みのお店もあったりして、帯に短したすきに長しの状態でした。そんな中選んだのがこじんまりとした和食系の居酒屋、味人あら季です。味人と書いてアジトと読ませるようです。飲食店ビルの2階にひっそりとあるのが由来でしょうか。5人掛けのカウンターとテーブルが3つほどのお店です。これくらいの規模だと団体の賑やかなお客さんと一緒にすることがなくいいですね。

さて、長野といったら馬刺しが有名です。これも松本市などの中信や伊那などの南信が有名なんですが、長野市でも店が限られますが食べることができます。こちらのものは霜降りとたてがみ&赤身の2種類があります。今日は霜降りをお願いしました。ちょっと高めのお値段ながらしっとりねっとりしたものでした。旨味という点では今一歩でしたが、やはり長野ですから馬刺しを食べると盛り上がりますね。



あと長野といったら味噌を忘れることはできあません。こちらの店では手前味噌ということで、色々な味噌を使った料理が揃っています。その中からおすすめの赤味噌を使ったどて煮をお願いしました。牛すじ肉をトロトロに煮込んだもので、後をひくおいしさでした。やはり、牛スジは味噌とかドミグラスソースとかで煮込むと旨くのなるんですねぇ。まぁ当たり前の話ですが・・・。



その他には、鳥のつくねの焼いたのやネットのクーポンでついてきたサービスの冷奴などを頂きました。最近はこちらのお店のような居酒屋以上割烹未満の使い勝手の良いお店が増えてきましたが、それもわかるような気がしました。自腹でいけて、ふたりでもグループでもあれこれ食べて飲むことができますからね。この辺りの事情は全国とこでも同じなんでしょうね。


026-227-7390
長野県長野市南千歳町860 ホワイトビル2F
026-227-7390 18:00~翌1:00 ~翌3:00 【金・土曜日】
定休日 日曜日
  

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2011年09月06日

善光寺@長野市

蕎麦に惹かれて善光寺参り④ 善光寺の穴場案内!?

長野市といったら善光寺です。なんせ善光寺の門前町として発展したくらいですからね。この善光寺、どの宗派にも属さないお寺で本堂は国宝に指定されています。立派な山門や広い境内、数々ある伽藍など、全国各地から多くから参詣客が集まるのもうなづける規模と偉容を誇っています。



そんな善光寺ですが、普通のガイドでは山門の仁王像や御開帳などを紹介するんでしょうが、その辺のことはガイドブックや他のブログにお任せして私なりの愉しみ方を少々。

1、朝早くお参りしよう!

オヤジは毎日早起きしています。たとえ旅先とて同じです。この日も朝6時30分頃にはホテルを後にして善光寺までテクテクとウォーキングしました。猛暑の夏とはいえ朝早くなら日差しもそれほどでもなく快適なひと時を過ごすことができました。シャッター通りと化した権堂アーケード街を散策したのち、参道を善光寺に向けて登っていったのですが、さすがに参詣客も少なく気持ちよく自分のペースでお参りすることができました。



この後、ホテルをチェックアウトしたあと、仲見世や参道沿いのお店を冷やかすことが目当てで改めて出かけたのですが、暑いは人は凄いは、朝いちばんの気持ち良さとは雲泥の差でした。とはいえ、お土産屋や有名なお店で買い物できるのですから、これはこれでいいんですよね。時間差で2度行くのが正解かもしれません。

2、脇道に入ったり、脇見をしよう!

大きな寺社、歴史のある史蹟などでは、えてしてメイン以外に脇役にキラリと光るものがあります。善光寺の場合も下調べをすれば本当に多くの隠れた掘り出し物があるようです。私はモノグサだったので全然ダメダメだったのですが、後になってから「こんなものがあったんだぁ」と後悔しました。ヘンなものが好きな私はもっと貪欲になるべきでした。



今回見たものはお馴染みの「牛に惹かれて善光寺参り」の牛さん。昨年ごろにやってきたそうで、建物の中にあるので知らないで通りすぎる人多数です。この手のものにありがちな気になる部分をなでるとご利益があるという「なで牛」ということで、頭・顔の部分がテカテカに光り輝いておりました。もちろん私もあちこち撫でまわしてきましたよ。



もうひとつも最近できた、むじな地蔵です。見た目はちょっとヘンで、どこか見たことがあるような感じがします。そう、奈良で有名になったせんとくんと同じ作者のものということです。写真で見たときはけっこう大きいと予想していたのですが、実物はかわいらしかったです。このギャップも実際目でみる楽しみですね。それから隣にちょこんと座っているタヌキがめっちゃかわいかったですね。



脇道編では、表の参道から一歩横に入った宿坊が立ち並ぶ通りが素敵でしたねぇ。小さな宿坊が軒を連ねているんですが、まるで京都の東山の一角のような静寂で落ち着いた感じがしてくるんです。この通りはカメラマニアの被写体になっているそうですが、なるほどなぁと思った次第です。

3、名物を食べてみよう! 買ってみよう!

名物に旨いものなしといいますが、仲見世やお土産やで行列ができていたり、ガイドブックにおいしいと紹介されているとやはり買ってみたり、食べてみたりしたくなるものです。高いものなら二の足を踏みますが、ちょっとしたものなら試してみています。この日もすや亀というお味噌屋で味噌ソフトなるものを食べてみました。暑かったですからねぇ。味は味噌味がけっこうしっかりとするんですが、まずくて食べられないというほどではありませんでしたが、また食べたいか?と言われると結構ですということになります。まぁ名物ってそんなものですよね。



もうひとつはお馴染みの七味唐辛子です。そう、長野といったら八幡屋礒五郎です。お洒落な建物で、従来の唐辛子屋とは一線を画しています。販売しているものも、お馴染みの唐辛子だけでなく、唐辛子を使ったオイルなどの調味料各種を販売しています。とはいえ、私は昔ながらの詰め替え用の七味唐辛子を買っただけですが・・・。



と、大きくて歴史のある善光寺、重箱の隅をつつくようにあちこち探検したてみましたが、予想以上に楽しむことができました。
  
タグ :長野市寺社

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2011年09月02日

小布施堂本店@長野県小布施町

蕎麦に惹かれて善光寺参り③ 小布施堂で予約のみの栗菓子を!

8月も終わって9月となりました。季節では秋となります。秋といったら食欲の秋です。秋の味覚は色々とありますが、忘れていけないのは栗です。和菓子でも洋菓子でも重用されている食材です。そして長野県の栗菓子といったら小布施町です。長野市からクルマでも電車でも目と鼻の距離にあります。



この小布施町、今ではけっこうな観光地となっており、この日も30度を優に超える猛暑だというのに凄い人出です。県外ナンバーが大挙して押しかけています。そんな多くの観光客のお目当てに栗菓子のお店があります。小布施の有名なお店、小布施堂、桜井甘精堂、竹風堂の御三家と呼ばれる大店です。どの店も立派な小売り店の他に飲食店舗を構えています。

その御三家の中でも小布施堂は、栗菓子のお店だけでなく、造り酒屋、旅館、レストラン、美術館などを展開する小布施を代表する会社でもあります。また、こちらに入社したアメリカ生まれのマーク・セラ・カミングスさんが陣頭指揮を執ってデザイン重視の今風なものにしたことでも有名ですよね。そんなこともあって、店舗やパッケージはお洒落です。まぁその分、値段に反映されているんですが・・・。



さて、そんな小布施堂ですが、予約しないといけないお菓子があることは余り知られていません。今回は栗で作られた生の落雁をお願いしました。くりは奈とよばれるもので、小さいものが9個入って840円は栗のお菓子とわかっていてもお高めですが、小布施の栗菓子が好きな人へのお土産なら喜ばれるんではないでしょうか。当たり前のように販売されている缶入りの栗鹿の子や羊羹より希少性がありますからね。

さて、肝心の味ですが、栗がちゃんと入っているので、口に入れるとホワーンと栗の香りがします。その後ホロホロッと融けてしまうのですが、その後もしっかりと栗の良い味が残っています。普通に売っている落雁は栗が入っていない赤えんどうだけですが、こちらは栗が入っているだけのことはあります。それから落雁といっても手で持ってもホロリ、パラリと崩れてしまうくらい繊細なのもいいですね。



と、久々に行った小布施の街、および小布施堂でしたが、益々観光地化が進んでいるように思いました。これがいいのか悪いのかわかりませんが、長野の小さい街が栗と北斎と昔ながらの街並みでこれだけの集客ができていることは、他の多くの街のお手本となるかと思います。といっても私は少々行き過ぎというかわざとらしさを感じるんですが、勝てば官軍ですからねぇ。

  

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2011年08月25日

そば茶屋極楽坊@長野市

蕎麦に惹かれて善光寺参り② そば銀座・戸隠でぼっち盛りを愉しむ

信州にはそばの名産地やメッカが色々とありますが、戸隠はその中でも上位に入るほど有名です。戸隠高原はその名の通り盆地である長野市から登ってくるとエアコンを使わなくて大丈夫くらい涼しい別天地です。さらに昨今のパワースポットブームで有名になった戸隠神社に多くの蕎麦屋があって凄い人出です。観光地らしい観光地といっていいかもしれません。



そんな戸隠ですが、蕎麦屋は大小、有名無名問わずたくさんあります。有名なうずら家などは開店前から行列ができるほどです。そんな蕎麦屋銀座にあって前評判が高かったのが極楽坊です。創業は2000年と老舗が多い戸隠にあってまだまだ新参者といったところながら、ガイドブックやネットなどで高評価だったのと開店時間が朝10時30分ということも決め手となって出かけることにしました。

開店時間前15分ほど前に到着するとうれしいことに一番乗りでした。そのあと続々とお客さんが集まりはじめて開店時間になるとけっこうな数の待ちが出るまでになりました。さすがお盆時期の戸隠の有名店ですね。こちらのお店の蕎麦の麺自体は一種類しかありませんが、ざるそばの他、とろろやかけなどもできます。が、やはりほとんどのお客さんがざるそばを注文しています。



さらにそれにプラスして天ぷらや地の野菜を使った料理や豆腐料理などを頼んでいるようです。暑い夏にはやはりツルツルッとざるそばが一番ですからね。我家でもざるそばと野菜天ざるを小サイズでお願いしました。戸隠そばの特徴としてそばの盛り方がぼっち盛りという少量づつ小分けにして盛っているのです。標準は5ぼっちで、小は3、大は7となっています。これなら色々と応用がきいていいですね。

さて、そばの味はどうでしょうか。これまた戸隠そばの特徴である水切りを余り(ほとんど?)しないので普通の手打ち蕎麦と違って、より瑞々しい感じがします。というか水切りが甘いということになってしまうので好き嫌いが分かれるかもしれません。私としてはのど越しが良く食べやすいけど蕎麦の麺自体の風味とか香りといった楽しみはスポイルされているように思いました。

まぁこれが戸隠そばの持ち味なのかもしれません。最近の蕎麦屋のトレンドである粗挽きとか手挽き、蕎麦粉の産地にこだわって・・・というのとは違いますが、誰が食べても食べやすい、蕎麦らしい蕎麦といえるかもしれません。それから麺よりも私はそば汁は大いに気に入りました。鰹節がしっかりと効いて辛めでそばをしっかりと受け止めてくれます。



もうひとつ楽しみにしていて野菜の天ぷらですが、これも期待が大きすぎたかもしれません。ネットでは野菜の味が濃いと書かれていたのですが、普段から直売所の野菜を食べているのでごく普通の野菜の味と思いました。都会の人だったらそう感じるのかもしれませんが、田舎者のオヤジは野菜に関しては贅沢で辛口なのかもしれませんねぇ。あと値段も高めだと思いました。



と、こちらのお店は有名店、高評価店ということで期待していたのですが、実際食べてみた感じは好みとはベクトルが違っていました。もしくは静岡県内外の蕎麦の名店と呼ばれてる店にあちこちにでかけているので、蕎麦に関するハードルが高くなってしまったのかもしれません。このようなことはよくあることですが、なかなか難しい問題ですね。以前戸隠蕎麦を食べた時は感動したんですがねぇ。とはいえ、戸隠そばの特徴はしっかりと出ていますので、蕎麦屋巡りの一軒としてはいいかもしれません。

長野市戸隠3611-5
026-254-3267 10:30~20:00(夏季) 11:30~21:00(冬季)
定休日 木曜日

  

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2011年08月19日

西澤餅屋@長野市

蕎麦に惹かれて善光寺参り① 老舗の餅屋で団子に唸るの巻

色々なブログで夏休みの旅行記がUPされています。私のブログでもお盆に1泊2日で出かけてきた長野県の旅行記を不定期に書いていきたいと思います。信州も広いですが、今回の目的地は北信濃です。長野市を中心に蕎麦やお菓子などおいしいもの、イマイチだったものをたくさん食べてきましたので、例によって食べ物紀行となります。よろしければおつきあいください。



初日の早めの昼食は戸隠のお蕎麦を予定しておりました。当初は空腹のまま向かう予定でしたが、朝早く出発したので我慢できそうにありません。少しくらい食べても影響ないでしょうということで長野市内で老舗のお餅屋さんへ寄ることにしました。運が良いことに戸隠へ向かう道中にお店があります。店名を西澤餅屋といい、創業は昭和7年です。店名は餅屋ですが、現在の主力商品は長野名物のおやきです。

おやきというと静岡県人としては馴染みのない食べ物ですが、長野県人にとってはソウルフードのひとつといってもよいものです。ただおやきといっても地域差があって長野市を中心とする北信地区は蒸してあるもの、松本を中心とする中信地区は焼いてあるものという差があります。中身や製法は大きな違いはないようですが、見た目は全然違っていて、焼いてあるものが馴染みのある私は、ちょっと変わった肉まんのような感じです。

このおやき、お盆時期ということもあってかお土産や自宅用にするために大量に購入するお客さんで大賑わいでした。日持ちが当日のみなのにひとりで10個も20個も買うのですから凄い人気です。おやきの具は、茄子、かぼちゃ、ごぼう、しいたけ、山菜といった野菜系からりんご、栗、野沢菜、くるみといった信州らしいもの、うぐいす餡、つぶ餡、そら豆餡などの甘いものまでバラエティ豊かです。これらにも惹かれたのですが、ひとつでもけっこうなボリュームがありますから泣く泣くあきらめました。



代りに選んだのが、こちらのお店のもうひとつの看板商品である団子です。団子もお馴染みの餡子やみたらしから黒ゴマ、くるみなど種類豊富です。が、朝早いためかくるみなどまだ棚に並んでいませんでした。少ない中から選んだのが黒ゴマと揚げ団子です。どちらも1本80円というおれしいお値段です。

さて、クルマの中でさっそく食べてみましょう!黒ゴマは、胡麻の良い香りが上手に生かされています。なにより中の団子が良いですね。最近の団子ってスカスカというか歯応えが弱いものが多いのですが、こちらのものはしっかりとした歯応え、弾力があります。団子らしい団子というか昔ながらの団子といった感じでした。

もうひとつの揚げ団子(一番上の写真)はありそうでなかなかお目にかかれないいもので、揚げた団子に甘辛いタレが掛かっています。みたらしの餡とはちょっと違っていて、濃いめの味噌と甘目の醤油が合わさったような感じです。この濃い餡と揚げてある団子の力強さが合うんですね。後をひく旨さです。渋い日本茶に合いそうな逸品です。今回はどちらも出来立てホヤホヤなのもあってかどちらもおいしくパクっと食べちゃいました。



と、こちらのお店は老舗で大きなお店なのに敷居が高くなく、庶民的な値段でボリュームたっぷり、日持ちをよくするような姑息なことをしない正直な商いが人気の秘密なんでしょう。午後になると売り切れてしまう商品もあるということなので出かけるなら午前中の方がいいかもしれません。観光名所である善光寺の門前にもおやきや団子のお店はありますが、こちらのお店まで足を延ばしてもいいかもしれませんよぉ。なお、長野駅ビルにも支店があります。

長野県長野市南石堂町1261
026-226-5295 8:30~17:30 定休日:月1回(不定休)

  

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