静岡道楽日記

静岡県内外のおいしいお店、怪しいお店、日々の出来事、面白スポット、身近なニュースなどを鋭くも暖かい視点?で掘り下げていきます。

みなみ製菓@熱海市

レトロタウン熱海にある、昔ながらの和洋菓子店! みなみ製菓

桜の花が満開です。今週末が最後の見ごろって感じでしょうか。桜の薄いピンク色って本当に淡くてきれいな色だと思います。この桜色のお菓子といえば、なんといっても桜餅でしょう。色だけでなく桜の葉も使っているので紛れもなく桜餅の名に恥じないものだと思います。今回食べた桜餅は私の大好きな熱海にあるみなみ製菓のものです。

みなみ製菓@熱海市

こちらのお店は、熱海市街地にある起雲閣の近くにあります。観光客があまり通らないような場所にあるのでお土産用に買う人よりも普段使いに地元の人が買う方が多いようにおもわれます。ただ、そうはいっても観光地、一大温泉地である熱海のお菓子屋ですからしっかりと観光客向けのものが用意されています。

それがだいだい饅頭なんですが、この日はあいにく売り切れでした。お正月の鏡餅の上にちょこんとのっているだいだいですが、これが隠れた熱海の名産だとか。これを使ってあちこちのお店が名物やお土産を作っているんだとか。こちらのだいだい饅頭は、この果肉が入っているそうで、熱海の認定品にも選ばれているほどのものだそうで、次回はこれを買ってみたいですね。

みなみ製菓@熱海市

で、次に選んだのが桜餅と目をひいたマドレーヌです。桜餅は、皮を巻いたタイプのもので、皮がちょっと厚めなのと桜の香料がきつかったものの、素朴な感じがいいですね。素朴といえば、マドレーヌもフランス風のパッケージがレトロなら、味も昭和の感じ満点でした。最近のこの手の焼き菓子はバター感と生地のしっとり感が売りですが、こちらのものはバター感はほんのり、生地がパサッとしていて、牛乳やコーヒー牛乳に合う感じです。

みなみ製菓@熱海市

と、レトロタウン熱海には、昭和の香りがするお店に昭和の香りがする商品が満載しているお店がたくさんありますが、こちらのお店もまさに
その一軒といえると思います。話好きのおばちゃんと昔の熱海の様子でも聞きながら、子供の頃に食べてきた和菓子やバタークリームのケーキなんかを買うってのが熱海の楽しみのひとつだと思います。


熱海市清水町6-27
0557-82-3806  9:00~19:00  水曜日休み


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