パン工房HIROO@静岡市葵区

SUZY(メンカタ)

2010年08月28日 21:50

瀬名地区で抜群の人気を誇るパン屋さん! HIROO

普段行けないお店に行ってみようシリーズの最終回です。目的地は瀬名の商店街にあるパン工房HIROOです。このお店の人気振りや評判もネットや雑誌で知っていたのですが、日曜日、月曜日休みということでなかなか行くことができなかったのですが、お盆時期も営業しているということでやっと行くことができました。



静岡市葵区の東のはずれにある瀬名地区は常葉大学などがある文教地区であると同時に住宅が広がる場所です。スーパーとともに色々な商店も軒を並べているので生活するには便利だと思います。このお店もそんな商店街の一角にあります。小さなお店なんですが、驚きはその店内にお客さんがあふれ身動きとれないほど混雑していることです。静岡市内でもこれほど混雑して人気があるパン屋は数えるほどでしょう。

それほど人気があるならと色々買おうと思ったのですが、あいにくと前日に他のパン屋へ行ったばかりなので、クロワッサンとデザートっぽい生クリームが入ったものを購入しました。本当なら人気で予約しないと買うことができないというイギリス食パンが欲しかったのですが、これは次回のお楽しみということになりました。店内のパンは昔ながらのパンに現代的なハード系が混じっている感じでしょうか。老若男女誰でもが買うことができるパンがあることも人気の秘訣でしょうか。



さて、家に帰ってからデザート系のものをいただいてみます。中はカスタードと生クリームが半分ずつ入っています。外側がパン生地でなければ、そのまんまシュークリームって感じです。けっこうなボリュームがあって150円ちょっとという値段はお手ごろかもしれませんね。誰もが安心できるちょっと懐かしい味付けだと思います。



もうひとつのクロワッサンは夕食時に食べたのですが、パンの層は多めでなく厚さがあってサクサクホロッというよりもジワッと噛み締めるタイプのものだと思います。また芳醇でリッチなバターの香りがする本場風なものでなく日本風の軽めで何個でも食べられる感じですね。これに関しては好みの方向性とは違っていましたが、これはこれで好きな人が多いのではないかと思います。

と、今回はこれだけしか食べることができませんでしたが、昭和の懐かしいパンでもなく、21世紀の本格派のブーランジェリーでも天然酵母のこだわり派でもない、ちょっと高級、ちょっとハレの日、毎日でも飽きることがない日本人が好きなパンのような印象を持ちました。中途半端と言ってしまえばそれまでなんですが、このようなパンが一番求められているのかもしれませんね。



なお、人気のあるパン屋ですから開店早々に行かれることをお勧めします。

静岡市葵区瀬名中央4-7-18
054-263-4820 11:00~売り切れ 日曜・月曜休み

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