第2回すしコラボ@静岡市内外の寿司屋さんたち

SUZY(メンカタ)

2010年09月25日 21:53

個人店のパワーを結集した、コラボ企画に参加してきました!

先日、静岡市駅前の松乃寿司で開催された「第2回すしコラボ」へ参加してきました。色々な方がブログに記事をUPされていますし、出されたお料理の数々は
室長さんのブログ
を拝見していただくとして、今回の企画について少々書きたいと思います。



このコラボという言葉ですが、最近はかなり一般的になってきましたね。コラボレーションというと、協同とか何か一緒になって物事を行うとか、異業種や同業種の会社や個人がひとつの目標に向かってそれぞれの力を結集して、いつもより大きな力を出すということでしょうか。お菓子とか加工食品なんか最近目立ちますよね。

今回の企画でも寿司屋、それもネットでブログなどを行っている若手の寿司屋さんが7軒集まってそれぞれが分担してひとつのコースを作り出すという簡単そうで、打ち合わせや準備については面倒臭く、当日も何かと大変なイベント、企画だと思います。大きな飲食店やチェーン展開している大手企業やホテルならそれほどでもないことなんでしょうが、それぞれが別な場所でそれぞれの形で営業している個人店ではひとつの形にまとめるだけでもけっこう苦労したと思います。



が、お客さんにおいしいものを提供したい。寿司、それもカウンターを備えている昔ながらの寿司屋の良さと伝統的な江戸前の仕事や伝統に創作の技を融合した新しい料理を提供して、ひとりでも多くの人に寿司の魅力を伝えたいということをそれぞれに親方が創意工夫して担当することにより、参加した人に満足感を与えることができたと思います。

まぁ、今回は前回よりも参加したお客さんが多かったということで、あたふたした面や、握ってからすぐ食べないとおいしさが半減してしまう寿司の難しさ、ご飯や酢の加減の好みが人それぞれといったところや創作料理の塩梅やさじ加減など難しいこともありましたが、このような企画を通して、寿司ワールドや寿司の可能性の大きさなどがわかりました。



このよう草の根的なコラボや色々なお店が集まってひとつのことを成し遂げる〇〇市などのイベントが最近増えてきましたが、この不景気を乗り切るためにも、行政に頼らない(頼れない)現状を踏まえても、今後益々増えていくかと思います。従来の組合主導などでなく、やる気のある個店が集まっていく今回のような形式のものが増えていくんでしょうね、きっと。ネットの普及がこれを後押しすることは間違いありませんし・・・。

やはり前に太平洋、後ろに田園地帯を控えている静岡に住んでいるならもっともっと寿司の魅力を見つけていかないといけないなぁと再認識した次第です。たまには回っているものばかりでなく真摯にカウンターで、旬の寿司を愉しまなくてはいけませんね。



最後になりましたが、担当されたお寿司屋さんの皆さんお疲れさまでした。


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