ラスカ熱海@熱海市
熱海駅に誕生した観光地型駅ビル! ラスカ熱海
熱海、静岡県であって静岡県でないような街が熱海だと思っています。東の端っこということもありますが、熱海温泉に来る人の多くというか、ほとんどが東京や横浜などの首都圏ということもあってか、どこか神奈川県みたいな感じがしてしまいます。そんな熱海に誕生したのが、ラスカ熱海です。
このラスカという名前はJR東日本の湘南地区で使用されている駅ビルの名称のことで、小田原や平塚などと同じです。熱海駅は、新幹線、東海道線、伊東線が発着している大きな駅なのですが、熱海は山が海に迫っている地形のために敷地が広く取れないために、それほど大きな駅ビルとはなっていませんが、今までの駅舎と比べると雲泥の差があります。
この日は日曜日の昼ごろとあってかラスカ熱海の中はごった返ししておりました。特にお土産品が豊富に揃う1階はホテルをチェックアウトしてから自宅へ帰る人がお土産や食料品を購入しようと凄いことになっておりました。特に人気を集めていたのが、三島市にある村の駅という道の駅の民間版のような店舗の支店で、農産物などや惣菜を多くの女性が物色しておりました。
この村の駅以外は熱海の和菓子屋の間瀬や村上、干物の釜鶴、小田原の鈴広かまぼこなどお馴染みのお店が出店していますし、小さいながらも高級スーパーの成城石井があったりと、コンパクトながらツボを押さえた店舗構成になっていました。ただ、通路が狭くてキャスターバッグを持ったお客さんが多いと難儀するかもしれません。
と、静岡県民は車で行くことが多い熱海ですが、電車や新幹線利用の人にとってはラスカ熱海の誕生はなにかにつけて便利なスポットだと思います。2階や3階にはレストランや100均などが入っており、観光客だけでなく、地元住民や別荘族にも使えるものになっています。それにしても熱海駅前の建物密集度合いは凄いものがありますね。
熱海市田原本町11-1
0557-81-0900 1階は9:00~20:00 レストランは11:00~21:30など
関連記事