ブーランジェリー伊藤屋@静岡市葵区

SUZY(メンカタ)

2017年06月26日 21:18

パン屋激戦区安東地区で新規開拓、お洒落なパン屋!伊藤屋

静岡市でも屈指のパン屋激戦地でもあり、おいしいパン屋が密集している安東地区ですが、先日新規開拓してきました。ブーランジェリー伊藤屋は、オープンしてから3年ほど経つそうですが、ネットやメディアへの露出が少なく、知る人ぞ知るお店という感じです。これは店舗にも表れています。



こちらのお店があるのは、安東の隣、千代田の住宅街にあり、道路が狭い安東地区らしく生活道路を少し入った所にあり、普通の住宅を改装して店舗にした感じです。ちょっと離れたところに駐車場もあるので車で出かけても安心です。それから月に2回ほど日曜日も営業しているのもありがたいですね。詳しくはお店のFBで確認してください。



店内は、それほどの広さはありませんが、パン好きならウキウキするような焦げ茶色の世界が広がっています。並んでいるパンは食事パン、惣菜パン、菓子パンと別れていますが、食事パン系が多いように思いました。事実、お店の人も食事系のパンが人気があるということでした。そうそう、レジ横の一等地に懐かしいコッペパンが並んでいました。コッペパン復権していますね。





今日は、お店のFBで見て気になっていた大納言の食パンをハーフで、食事パン系から塩パンと、菓子パン系からチョコレートのマフィンのようなものを買ってみました。値段は、普通のパン屋よりもちょっとお高めのようです。まぁ、場所柄もあるでしょうし、良い材料や食材をたくさん使っているからもあるかと思います。



最初はチョコマフィンのようなパンからいってみましょう。一番の特徴は、上にのっている粒々のチョコチップですが、これが贅沢に使われており、チョコ好きの私はうれしくなってしまいます。もう少しビターなものの方が好みですが、これだけたくさん入っていると食べ応えがありますね。生地もなかなかのものでした。



次の大納言食パンも渦巻き状に入った小豆がたくさん入っているのがポイントでしょう。食パン自体も小麦粉の風味がしっかりとしており、普通の食パンとはまた違った楽しみがありました。あと飾りの芥子の実も食感を良くしていました。最後は塩パンですが、これは、シンプルなもので、塩と生地のバランスが今一歩の感じでした。値段もちょっと高めに感じました。



と、パン屋激戦地にあるだけに良質な小麦粉と贅沢に使った食材を合わせて、それを丁寧に作り上げるという、今では古風な職人気質のお店となっていると思いました。近所には行列ができるパン屋や大型パン店もありますが、それらと切磋琢磨しつつ独自のパンを提供しているのだと思いました・・・・。

静岡市葵区西千代田町23-11
054-248-2264  9:00~  日曜、月曜休み(日曜営業日あり)



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