静岡道楽日記

藤枝の里山にある古民家ギャラリーに行ってみた！

いつも見ている室長のブログに気になるお店を発見しました。正確には店ではなくてギャラリーなんですが、ロケーションといい佇まいといい、内容といい、機会があれば行ってみたいなあと思っていたところ、煮干ラーメンを食べに行った「ちっきん」で偶然にこちらの案内はがきを発見して、足を伸ばしてみたのです。



その理由はネコの展示会をやっていたからなんです。ネコって愛嬌があって、ギャラリーの素材としては犬以上のものがありますから興味があって行ってみたわけです。ギャラリーは古民家と銘打っているだけあって、建築してから100年が経っているという堂々たるものがあります。入ってすぐのところは土間になっていて、畳の間には銘仙の着物が飾られています。



そしてお目当てのネコの展示品は入って右側のカフェコーナーを兼ねている常設展示場にありました。すぐ目に入ってきたのはちょっと変わったネコの絵です。なんでも「ニャンボールアート」と呼んでいるもので、ダンボールをネコが爪とぎに使って毛羽立ったところを上手に利用して猫の絵を描いたものです。

この絵が味があっていいんですね。ネコがダンボールを爪研ぎに好き勝手にギザギザにしたところが、ちょうどネコの毛のような感じになるんですね。ダンボールのデコボコ感が重厚な油絵のような雰囲気もあって、ネコ好きでなくても気になるものだと思いました。まぁ、これもオーナーの絵心があればこそのものだと思います。そうそう、このにゃんぼーるアート、島田市の紙わざ大賞で入賞したとか。



もうひとつのネコは、人形です。これまた愛嬌のある作品に仕上がっていました。この手のものはどれも同じ表情のぬいぐるみが一般的ですが、ひとつとして同じものがない一品物の手作り品は味わいがあってよいものです。最近はクラフト展などでこのような手作り品が人気があるのもわかるようが気がします。



と、こちらのギャラリー、大正時代に建てられた古民家を上手に生かした作りになっていて、都会のビルの中のものとは違うホッとできる空間と展示作品になっています。さらにオーナーの女性の心温まる接客で、初めて訪れても気持ちよく見ることができます。そうそう、こちらのギャラリーには公式ブログがありますので、興味がある方は覗いてみてくださいね。

藤枝市寺島529-1
054-646-5786　11：00～16：30