静岡道楽日記

静岡県内外のおいしいお店、怪しいお店、日々の出来事、面白スポット、身近なニュースなどを鋭くも暖かい視点?で掘り下げていきます。

龍七彩@富士市

町中華よ永遠に② 富士市大渕にある中国料理店!

減少を続ける町中華ですが、新たにオープンする町中華もあります。東京や横浜などの老舗や有名店で修行したオーナーが、新たに店を開店するというパターンが多いもので、主にある程度の町に出来ることが多いようで、四川や広東などの専門性も打ち出し、お洒落な内装やお値打ちなランチなども提供していることが多いですね。

龍七彩@富士市

先日訪れた龍七彩もまさにそんな一軒になります。場所は富士市大渕で、市街地から富士山方面に登った郊外にあります。回りは茶畑と住宅ののどかな雰囲気で、出来てそれほどの年数が経っていないので建物も店内もピカピカです。こちらの店主も全国に支店を持つ広東料理の有名店で修行した方ということで期待が持てます。

龍七彩@富士市

ランチタイムにお邪魔したのは、私の好きなエビチリのお値打ちのセットがあるからです。税金を入れても1000円程度のそれは、玉子焼きを下に敷くことでこの値段を可能にしているのですが、町中華としては上等な本格的なエビチリで、さすが四川料理を看板にしているだけのことはあるかと感心しました。

龍七彩@富士市

このエビチリのセットには、ご飯と漬物のほかに味噌汁ならぬ玉子スープ、ミニサラダ、自家製のシュウマイも付いてきます。これくらいおかずが付いてくれば飲むのが好きな人ならビールの1本もできちゃいます。もちろん、餃子や春巻きなどのサイドオーダーも充実していますから、これらを注文すればなお良しですかね・・・。

龍七彩@富士市

肝心の味は海老の量はそれほどのものではないものの、ひとつひとつが大きく、プリプリの質の良いものです。これを纏うチリソースは昔ながらのケチャップ味ではなく、本格的なキリリとした辛めのものです。まぁ辛口でお願いしたのでよりそう感じたのですが、久々においしいエビチリを食べました。あと、下の玉子焼きもふわふわのやさしい味わいで辛いソースと相性も良かったですね。

龍七彩@富士市

と、ネットでの評判店らしい、しっかりとした技術を持った中国料理店で、新時代の町中華のあり方を垣間見た思いがしました。昭和の頃の町中華は日本らしい平均的な懐かしい味わいが身上でしたが、新時代の町中華は専門性がある本格的な味わいを手頃な値段で楽しめるお店でないと生き残れないのかなと思いました。次回は坦々麺を食べてみたいですね・・・。

P.S.こちらのお店の読み方は「龍のひげ」です・・・。

富士市中野211-8
0545-77-9122  11:00〜15:00  日曜日 祝日休み



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