静岡道楽日記

静岡県内外のおいしいお店、怪しいお店、日々の出来事、面白スポット、身近なニュースなどを鋭くも暖かい視点?で掘り下げていきます。

たわらや@静岡市駿河区

駿河区曲金に移転した、たわらやに初訪問!

お茶の町、静岡市ですが、残念ながらお茶に合う和菓子のお店、老舗が少ないのが実情です。そんな寂しい状況の中、たわらやは限られた品数ながら丁寧に仕事をしているということで人気があります。以前は安倍川の弥勒橋を渡った向敷地の生活道路沿いという不便な場所にありましたが、昨年同じ駿河区ながら街中に近い曲金に移転しました。

たわらや@静岡市駿河区

新しいお店は、南幹線の旧天神の湯、現在の松の湯の向いの路地をちょっと入った閑静な場所にあります。一軒家の店舗は和菓子屋らしい凛とした佇まいで、量よりも質を重視するお客さんにとってはテンションが上がるものになっています。店内はそれほどの広さはありませんが、上生菓子や季節のお菓子、定番の豆大福などがきれいにディスプレイされています。

たわらや@静岡市駿河区

今日は、たわらやのスペシャリテとも言うべき豆大福と大好きな若鮎と買ってみました。値段は、ローカルの和菓子屋チェーン店に比べると同じかちょっと高めですが、小さめなサイズとなっており、ボリューム重視の人には不満があるかもしれませんが、逆に何個も食べることができるという利点もあります。

最初は豆大福からいってみましょう。豆大福は、餅の生地、中の餡子、そしてアクセントとなる赤えんどう豆の粒々のバランスが大事ですが、こちらのものは上手にまとまっています。餅はちょっと厚めですが、中の漉し餡の炊き方や塩梅が抜群で丁寧に仕事されているのがわかります。人気があるのもわかる一品だと思います。

たわらや@静岡市駿河区

もうひとつの若鮎は、夏場の季節ものですが、カステラ生地がちょっともったりとしていることと中の求肥が硬めなのが好みのものとは違っていましたが、地味なお菓子を作っているお店が少ない昨今、このお菓子が気軽に食べることができるのは貴重だと思います。

たわらや@静岡市駿河区

と、久しぶりに訪れてみたたわらやでしたが、相変わらず人気のお店であり、その人気は移転したことにより益々拍車が掛かっていると言っていいかもしれません。人気のお菓子は午前中に売り切れてしまうことが多いので、早めに出かけるか電話で取り置きをお願いするのが良いかと思います。次回は上生菓子を買ってみたいですね・・・・。

静岡県静岡市駿河区曲金6-2-26
054-282-4877 9:00から18:00(売り切れ次第終了) 日、月休み



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