静岡道楽日記

年越関西激旨旅6　明石市西部の人気明石焼きの店！

明石のソウルフードであるたまご焼き、明石焼きですが、お店が集中しているのは明石駅や魚の棚と呼ばれる商店街周辺ですが、それ以外の場所にもお店が点在しています。今回お邪魔したのは、明石市の西の外れ、山陽電鉄の東二見駅前の「てんしん」です。



お店はローカルな雰囲気の駅前の一角にあり、お店の前には数台分ですが駐車場も用意されています。店内はテーブル席が４つほどしかありませんが、持ち帰りの人が多いのか、人気店であってもそれほど行列や待ちがでないのは、繁華街から離れているからでしょう。混雑していないからといっても、明石のおいしいたまご焼きランキング上位に入っているので、訪れても満足すること間違いありません。



この日は開店時間早々ということで店内で食べる人と持ち帰りの人で大混雑しておりました。それ以上にてんやわんやだったのが焼き台に陣取るお店のおばちゃん達で、何台もの焼き台で次から次へとたまご焼きを焼いております。今日は、たまごがたくさん使った特製のものを1枚お願いしました。

最近の明石市のたまご焼きのお店ではひとり1枚は頼まないといけないお店も増えてきましたが、何軒も回る人は2人で1枚で済むお店は助かります。こちらのお店もイヤな顔をせず了承してもらいました。待つことしばし、やってきました。



1枚につき１５個のっているたまご焼きは、しっかりめに焼き色がついています。付け汁は鰹と昆布で取ったもので、出汁感はそれほどでもありませんが、さっぱりとしていて、たまご焼きにはよくマッチしています。



肝心の味は、おばちゃんが焼いているのからかもしれませんが、やさしい味わいで、ふんわりプルプルとした生地と香り良い卵の旨みが特徴的であり、周りのちょっと硬めとのバランスが良いですね。蛸は地元のものなので小さめですが、汁につけても、ソースで食べてもＯＫです。私は交互に食べるのが好きですね。



と、久々に食べてみた明石のたまご焼きはやはり良いものですね。たこ焼きとはまた違ったおいしさがあると思っています。こちらのお店は、持ち帰りが多いこともあってか、ちょっと硬めの周りの生地が特徴的ですが、味的には女性的なやさしさがあり、誰が食べてもおいしいなぁと思うような仕上がりになっています。尖ったところがないレベルが高い一品だと思います。人気があるのも納得できるものでした・・・。

兵庫県明石市二見町東二見417-11
078-942-3109 　11:00～21:30 　　水曜日休み