静岡道楽日記

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元湯なかむら館@焼津市

源泉掛け流しの湯元のなかむら館がリニューアル!

焼津は魚の町として有名ですが、温泉好きの間では黒潮温泉があるお湯の町でもあります。とある温泉投票で焼津黒潮温泉がリラックス部門で2年連続で全国一番になった「知る人ぞ知る名湯」でもあります。その焼津の黒潮温泉の湯元、源泉の横にあるのがなかむら館です。

元湯なかむら館@焼津市

日帰り温泉として焼津で屈指の歴史を持つ同館がこの4月に改装リニューアルして、温泉だけでなくカフェやスタジオ、整体・もみ処などを備えた総合的な温浴施設として再出発しました。先日やっと行くことができましたが、思いのほか良くてお気に入りとなりました。

元湯なかむら館@焼津市

こちらの施設は、限られた建物を有効的に使っているのでひとつひとつの施設はそれほどの面積はありません。この辺は市町村などが営む公営のものとは違う点です。温泉コーナーに関しても更衣室やカラン、浴槽、露天風呂など5人~8人程度が限度かもしれません。今回は常時2,3人でしたのでのんびりと入浴を楽しむことができました。

元湯なかむら館@焼津市

元湯なかむら館@焼津市

肝心のお湯は敷地の隣に湯元となるポンプが設置されているので鮮度という点では焼津で一番かと思います。なにより源泉掛け流しはポイントだと思います。新設となった浴槽は内湯、露天とも四角い面白みのないものですが、浴槽の底が滑りにくいものになっていたり、お湯がしっかりと肩まであること、露天に雨よけがあるなどツボを抑えたものとなっています。

元湯なかむら館@焼津市

お湯自体は変哲のない塩化ナトリウム泉ですが、塩気のある温まるもので冬場には活躍できるものだと思います。この日は内湯で40度、露天で38度程度で長湯するには最適なものでした。なにより空いていてうるさくないのが一番です。露天は囲いによって展望などはききませんが、お湯自体を楽しむにはこれでよいんでしょうね。

元湯なかむら館@焼津市

元湯なかむら館@焼津市

元湯なかむら館@焼津市

あと、ポイントとしてはシャンプーやリンス、石鹸などが用意されていないので注意が必要です。さらに冷水機がないので飲む水を持参する必要があります。まぁ、この辺は銭湯と割り切ってしまえばなんら問題ありません。入浴後はカフェでいろいろな飲み物を楽しんだり、昭和の懐かしいメニューを食べることもできます。贅沢をいえば、カフェのほかに畳敷きの休憩室があれば最強なんですが・・・。

元湯なかむら館@焼津市

元湯なかむら館@焼津市

と、リニューアル後初めて訪れてみたなかむら館でしたが、無料の駐車場も用意されていますし、JRを利用しても焼津駅北口から歩いても5分程度ですから交通の便は良いかと思います。なにより450円というワンコイン以下で源泉掛け流しの温泉を満喫できるのが大きいかと思います。温泉ファンとしては、ほどほどの混雑でのんびりとできるくらいが続いてほしいものです・・・

焼津市駅北1-14-7
054-628-4397  10:00~20:00  水曜日休み


タグ :焼津市温泉

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