静岡道楽日記

今では貴重になった鳥肉の専門店！

東京オリンピックが始まりました。新型コロナの影響もあり、自宅でテレビ観戦＆応援ということになりそうです。そんな時に焼き鳥をつまみにビールで一杯というのがお勧めです。最近は鶏肉料理といえばから揚げというのが定番になってしまいましたが、串に刺した焼き鳥も捨てがたい魅力があります。



そんな焼き鳥を自宅で気軽に楽しめるように商っているのが沼津市の鳥佐です。店名のように、今では貴重となった鳥肉専門の精肉店です。昭和の頃から続く老舗であり、こじんまりとしたお店には鶏肉のいろいろな部位が販売されています。この時期はやはり焼き鳥用のものが多く出ているようです。





気になる値段は、ねぎまやハツ、皮、ボンジリなど種類が豊富なうえに一本70円のものが多くて手ごろです。これなら食べ盛りのお子さんがいる家庭やビールのお供にしたい人には最適です。あと、すべての種類を制覇して自宅で焼き鳥パーティーというのも可能です。



この日は、まだ肌寒い日でしたので、焼き鳥よりも鍋の気分で鶏すき焼き用の部位を購入してみました。鳥肉専門店ならではのキモにハツ、それから自家製のつくねにおなじみの若鶏のもも肉です。値段は串もの同様お手ごろです。値段的にはスーパーで買うのと同じか安いくらいです。



さて、そんなお手ごろな値段の肉を使ったすき焼きはおいしかったですね。特に鮮度が命であるキモとハツは下ごしらえがちょっと面倒ですが、プリプリしており焼き鳥で食べるキモやハツとは違う魅力がありました。それから自家製のつくねもコリコリとした食感があり、なかなかのものがありました。



と、この日は串ものを食べることはありませんでしたが、ネットなどの評判ではスーパーなどで売っている冷凍ものとは別物のおいしさがあり、下手な焼き鳥屋以上のクオリティがあるということで、次回はこれをあれこれ買ってみたいと思います。それからお店はこじんまりとしているものの家族経営の暖かいサービスが印象的で、個人店の良さを感じることができるのもポイントです。いつまでも頑張ってほしい一軒です・・・

沼津市本町21
055-962-1241　　9:00～18:30　　木曜休み