静岡道楽日記

静岡県内外のおいしいお店、怪しいお店、日々の出来事、面白スポット、身近なニュースなどを鋭くも暖かい視点?で掘り下げていきます。

Boulangerie le lien ブーランジュリー ル・リアン@静岡市葵区

静岡市のパン屋激戦区に出来たブーランジュリー!

ブーランジュリーとはフランス語でパン屋のことですが、日本ではフランス志向の本格派のパン屋を指すことが多いようです。そんなお店が静岡市内でも屈指のパン屋激戦区である葵区の上足洗に出来ました。その名もル・リアン、フランス語で絆といいます。

Boulangerie le lien ブーランジュリー ル・リアン@静岡市葵区

こちらのお店があるのは住宅街の生活道路沿いであり、以前は人気ラーメン店ABESの餃子店があった場所です。気になる駐車場は店の前と50メートルほど離れた場所に用意されています。車が必須の静岡市民にとってはうれしい限りです。さらに日曜日も営業しているのは助かる人も多いのではないでしょうか。

Boulangerie le lien ブーランジュリー ル・リアン@静岡市葵区

Boulangerie le lien ブーランジュリー ル・リアン@静岡市葵区

1月20日にオープンしたばかりの店内は、それほどの広さはありませんが、ハード系からヴィエノワズリー、冷蔵系のフルーツデニッシュまで本場パリのパン屋ブーランジュリーのようなラインナップみたいです。日本の懐かしいベーカリーやファミリー向けの大型パン屋のような惣菜パンや菓子パンは少なめですが、好きな人にはそそられるものがあるかと思います。

Boulangerie le lien ブーランジュリー ル・リアン@静岡市葵区

Boulangerie le lien ブーランジュリー ル・リアン@静岡市葵区

今日は、大好きなヴィエノワズリーから定番のクロワッサン税別200円、フランス語でノワゼット、俗にヘーゼールナッツを使ったもの、ブリオッシュ生地のピスタチオのもの、デニッシュから季節もののモンブラン、ブーランジュリーには欠かせない食事パンからは国産小麦を使ったバゲットリアン税別280円を買ってみました。気になる値段はデパ地下のパン屋と同じか少し安い程度でしょうか・・・

Boulangerie le lien ブーランジュリー ル・リアン@静岡市葵区

Boulangerie le lien ブーランジュリー ル・リアン@静岡市葵区

家に帰ってから食べてみることにします。最初はおやつとしてノワゼットのヴィエノワズリーからです。これはフランスでは定番のエスカルゴと呼ばれる渦巻き状のものでサクッとしたパイ生地がポイントです。これは上に乗ったアイシングが多めで甘めなのが特徴です。濃い目のコーヒーとの相性が良さそうです。

Boulangerie le lien ブーランジュリー ル・リアン@静岡市葵区

夜には、クロワッサンとバゲットを食べてみました。クロワッサンは形は紡錘系をしており焼き色は薄めです。少し温めてから食べてみましたが、私的には生地が甘めに感じました。発酵バターがガンガンに効いたリッチな感じではなく、誰でもが食べやすいおとなしめの仕上がりです。パイ生地のサクサクハラハラはそれほどでもありません。

Boulangerie le lien ブーランジュリー ル・リアン@静岡市葵区

Boulangerie le lien ブーランジュリー ル・リアン@静岡市葵区

こちらのお店の売りは毎日数種類焼くバゲットがあります。フランス小麦と伝統的な調理法を用いたトラディションが欲しかったのですが、まだ焼きあがっていなかったので国産小麦を使った店名を冠したリアンを買ってみました。こちらのバゲットは噛み締めると小麦粉の味がグワッーとくるタイプではなく比較的あっさりとした感じを受けました。次回はトラディションを試してみたいですね。

Boulangerie le lien ブーランジュリー ル・リアン@静岡市葵区

Boulangerie le lien ブーランジュリー ル・リアン@静岡市葵区

デザートとして食べたのは季節もののモンブランのデニッシュです。このほかにイチゴや柑橘系のものもありました。けっこうな数が冷蔵ケースの中に入っていました。これは、基本的な仕上がりで、モンブランクリームがねっとりと甘めのもので、私の好みである和栗のさっぱりとしているのに栗の味わいが深いものとは違っていました。

Boulangerie le lien ブーランジュリー ル・リアン@静岡市葵区

次の日には大好きなピスタチオのブリオッシュを食べてみました。いわゆる映える一品でトッピングの鮮やかなピスタチオが目を惹きます。こちらのパンのポイントは甘めでリッチなブリオッシュ生地で、繊細な味わいを併せ持っています。ピスタチオの香りや味はそれほどではありませんでしたが、このパンが一番気に入りました。

Boulangerie le lien ブーランジュリー ル・リアン@静岡市葵区

と、こちらのお店は、本場フランスはパリの片隅や東京や京都の有名ブーランジュリーのようなパンマニアが集うような感じではなく、お子さんからお年寄りまで気軽に通える普段使いのお店だと思いました。私としては、現在の毎日50種類ほど焼くよりも、得意分野に力を注いでもいんじゃないかと思いました。これからの変化に期待したいですね・・・・

静岡市葵区上足洗4-6-1
054-660-3829  9:00~18:00  月・火曜休み(祝日の場合は営業)



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