麺ダイニング花城@静岡市駿河区

SUZY(メンカタ)

2010年09月13日 21:36

夏のラーメン祭⑨ 駅南に誕生した居酒屋系ラーメン屋

辛い物が好きな私にとって、坦々麺はなくてはならない麺料理のひとつです。これがおいしいと聞くと確かめずにはいられない状態になってしまいます。今回の半額クーポン祭でも静岡市駅南に新しくできた花城での該当メニューが汁なし坦々麺と聞いて、最後に滑り込みで食べに向かいました。



お店は、静岡駅の南口から歩いても5分はかからない距離です。繁華街とか飲み屋が集まっている場所とは違いますが、便利な場所には違いありません。お店はカウンター4席に小上がりに8席とこじんまりとしています。お店は居酒屋を居抜きしたものなのか和風の佇まいで、ラーメンを食べずにアルコールだけでも良い感じです。逆に夜の時間はラーメンだけだと辛い思いをしそうな感じをしないでもないですね。

今日は、クーポンで汁なし坦々麺を麺硬めで、もうひとつは濃厚つけ麺を同じく麺硬めでお願いしました。が、入った時間が悪かったのか、肉味噌の仕込みをしている状況で注文の品が出てくるまで30分ほどかかりました。ビールでも飲んでいれば良かったのでしょうが、いつものようにクルマですのでジッと我慢のオヤジでした・・・。



さて、濃厚つけ麺は、見た目は流行の感じですね。全粒粉入りのモチッとした麺がなかなかのものです。つけ汁も濃厚と謳っていますが、脂ギトギトということもなく、麺をよく絡めるための濃厚さの感じです。好み的にはもう少し魚介系が効いている方が好きですね。チャーシューはゴロッと大き目のブロック状のものが入っていますが、これはちょっと脂身が多くオヤジには厳しいものがありました。が、全体的にはよくまとまっていると思います。

注目の汁なし坦々麺ですが、辛さ増しにしようかと思ったのですが、事前情報でけっこうな辛さということでノーマルでお願いしたのですが、私的にはもう少し辛く花椒がガツンと効いていても大丈夫でした。が、普通に考えればこれくらいが良いんでしょうね。



味のポイントは肉味噌なんでしょうね。辛さと旨さがバランスとれた感じで上品に仕上がっています。ラーメン屋でなく中国料理屋、四川料理屋で出てきても不思議がない仕上がりだと思います。これを食べてみて坦々麺の道は奥深く、これからアレンジしたメニューや独創的なもの、本場顔負けのものが出てきそうです。

そうそう、こちらのお店は店名でわかるように「花いち」や「花城精肉店」と関係のあるお店のようですが、それを象徴するような肉関係のメニューが充実していました。飲んで〆にラーメンを食べるには良いお店かもしれませんね。

  
静岡市駿河区南町1-22
11:30~14:00 18:00~24:00




関連記事