スクンビットフカヒレ@バンコク・トンロー

SUZY(メンカタ)

2017年10月19日 20:33

バンコクびっくり旅15 トンロー駅前にある格安フカヒレ食堂!

バンコクにはヤワラーという地区に中華街が広がっています。今回の旅行では行くことができませんでしたが、このヤワラーの名物のひとつにフカヒレ料理があります。日本よりもお手頃な値段でフカヒレを食べることができるということで人気があります。日本ではけっこうな値段がするのですから、この機会に、ということでしょう。



私もその例に倣って、ヤワラーではありませんが、トンロー駅前にある格安のフカヒレ料理のお店へと出かけてみました。BTSで出かければ10分ほどで到着するというのも選んだ理由のひとつです。お店はけっしてきれいとは言えませんが、味わいのある大衆食堂って感じです。さらに日本では高級食材のフカヒレが昭和の感じの寂しい感じの食堂で出されているというギャップも良いですね。



そんなお店のフカヒレは、一番安いものは300バーツから食べることができます。日本円にして1000円ほどですからお手頃です。この上は500、800・・・と値段が変わっていきますが、これはフカヒレの質と量の違いのようです。値段が高いほどしっかりとしたもので、これは日本でも一緒ですね。



このフカヒレのほかに注文したものは、これまた名物のアワビご飯と野菜炒めです。もちろんタイビールも忘れてはいませんよ。待つことしばしやってきましたよ。フカヒレは土鍋に入っています。グツグツと煮えているのはアツアツ好きにはたまりません。肝心のフカヒレは値段が値段だけに姿煮というわけにはいかずブロック状というか細切れ状態です。



気になる味ですが、フカヒレ自体の質はそれなりでしょうか。繊維が細かい上質なものではなく、塊状になったものもあってちょっと残念です。それからフカヒレといったら上湯の出来栄えが重要ですが、これは大衆食堂ということもあってか、金華ハムなどで取る出汁などの味わいがイマイチなのも残念でした。



もうひとつのアワビご飯は、これも醤油味のとろみのついたスープでアワビの細切れとご飯を煮込んだものですが、アワビの出汁感よりも、とろみのあんかけご飯といった感じでした。ただ、これはアワビの存在を抜きにしてご飯好きにとってはアリなのかもしれません。もうひとつの野菜炒めは具が残念なもので、蛇足の一品でした・・・・。



と、ネットでの評判はけっこう良かったのですが、実際行ってみたらそれなりというか、フカヒレなどの高級食材は金額と質、味は比例するという当たり前の結果となりました。これが炒飯とか餃子なんかだと大衆食堂や屋台でも絶品の味を食べることができるのと対照的だと思います。それにしてもこの日も日本人のグループがフカヒレ宴会していましたが、日本語の看板があるくらいですから、日本人客が多いんでしょうね・・・・。

住所:スクンビット・ソイ38と40の間のスクンビット通り沿い 行き方:BTSトンロー駅4番出口から徒歩1分
02-391-3170, 081-300-9293  11:00~22:00  月曜休み



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