いきなりステーキ藤枝Vivi店@チェーン店

SUZY(メンカタ)

2019年05月28日 20:34

絶賛店舗拡大中のいきなりステーキに行ってみた!

その昔、ステーキはけっこうなご馳走でしたが、今や当たり前のものとなりました。その理由のひとつが千円程度で気軽に食べることができるようなお店が増えてきたからだと思います。いきなりステーキは立ち食いという新しい形をひっさげて登場し、アッという間に全国展開した大手チェーン店です。



そのいきなりステーキが大都市から地方へと店舗網を広げはじめ、藤枝にも出来たということで先日セールの時に初訪問してきました。お店があるのはテナント集めに苦労している藤枝駅南にあるVivi藤枝です。店は当初のいきなりステーキのような立ち食いではなく、普通に椅子席なんですが、のんびりくつろげる感じではなく、カジュアルなものになっています。



今日は3日間限定のUSアンガスビーフのサーロインが3割引きセールということでやってきました。オーダーは200グラムからということで、テーブルにやってきたサービスの人に注文すると「オーダーはカット場でどうぞ」と初めてのことがモロバレしてしまいました。この注文方法も経費節減の一環なんでしょう。

で、「アンガスビーフを200グラムお願いします」「はい」ということで塊肉を包丁でカットするのですが、私が見ても薄すぎだろうと思っていたら案の定150グラムもない薄さで「切り直します」ということで、次は厚過ぎだろうと思っていたら270グラム以上あって、不要のスジをカットして250グラム程度になったので「それで良いですよ」ということでミディアムレアでお願いしました。



その肉が焼かれてやってきたのですが、肉質自体は値段を考えると十分頑張っているというか、原価率72%と謳っているだけのことはあるかと思いましたが、焼き方がイマイチと感じました。ステーキはただ肉を焼くだけでなく、焼く温度や時間、休ませ方などなどプロの技が必要なのは他の料理と一緒です。



その調理が大量出店のためか追いついていないように思いました。ネットでみると、他のお店では肉にはしっかりと網焼きのきれいな焼目がついて、中はロゼ色になっているものがありましたが、今回のものは焼きも不十分で、肉汁が閉じ込められることなく、肉のポテンシャルを活かしきれていないように思いました。



と、最近は地方都市へ積極出店中のいきなりステーキですが、大都市圏では人気だったものが、外食費用にシビアな地方では苦戦しているようです。この日もセールに関わらず半分ほどの入りでした。とはいえ、若い人なら好きな部位を好みの量を食べることができるのは良いのかなと思います。私はとりあえず一度経験したので良しとします・・・・。


関連記事