キッチンゆうき@富士市

SUZY(メンカタ)

2024年05月10日 20:44

富士市のパチンコ屋駐車場にある大衆洋食屋!

物価高騰が続いており外食においても値上げラッシュが止みません。ラーメンや蕎麦、定食などの気軽なものも1000円を超えるのは普通となってしまいました。そんな中にあって富士市郊外のパチンコ屋の駐車場にあるキッチンゆうきは味と値段とボリュームの3つが高次元にバランスされた使える大衆的な洋食屋です。



こちらのお店があるのは富士市の西部、静岡市方面からならば富士川に架かる新しい橋から行くと便利です。お店はカウンターとテーブルが2卓ほどのこじんまりとしたものでご夫婦で切り盛りしています。店内には数多くのコミックとミニカーなどが並んでおり、男性ならワクワクすること間違いありません。



今日の目的は一番人気のカツカレーです。メニューにも大々的に書かれています。ネットでは実物のものはカツにカレールーが全掛けされていたので、メニュー表にあるようにカツにはカレールーを掛けないようにお願いしました。お腹ペコペコでしたが、あえて大盛りはしませんでした。その理由は普通サイズでもご飯の量が250gあるからです・・・





注文するとトントンと豚肉を叩く音がしてきました。さすが人気だけあって注文を受けてからカツを揚げてくれます。カツ丼やカツカレーの場合、揚げ置きを使うお店がありますが、やはり揚げたての方が美味しいですからね。出てきたものを見ると正統派のカツカレー、しかも昭和の懐かしい感じでサラダが添えられているのも何気にうれしいですね。



まずはカツからいってみます。カレールーが掛かっていないのでソースを掛けて食べてみます。厚みはそれほどでもありませんし、質的にもごく普通なんですが、流行りの生パン粉ではなく普通のパン粉でカラリと揚がっており、中の肉はしっとりとしているカレーにもご飯にも合うものです。普通にカツライスでもいけるくらいです。



カレールーは王道の食堂、洋食屋の粘度の高めのドロリとしたもので、辛さは普通かちょっと辛いくらいでスパイス感はマイルドで昭和の家庭っぽい感じもします。誰が食べても嫌いにならないもので尖ったことのない食べやすいものです。これにご飯とカツを合わせるのですからまずいはずはありません。しかもルー自体もしっかりとボリュームがあるのがうれしい限りです。




と、カツカレー好き、しかも食堂や洋食屋のカツカレー好きなら間違いない味わいだと思います。お店の人の接客もフレンドリーかつテキパキとしていますし、カレー以外にもハンバーグやセットものなどボリュームと味と値段の三拍子が揃った近所に一軒あったらうれしいお店だと思います。最近はこの手の執事剛健なお店が少なくなってきましたから貴重な存在だと思います・・・

富士市久沢115
0545-71-9778  11:00~13:30  17;00~19:30  水曜日休み

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