トゥール市内観光@フランス・ロワール

SUZY(メンカタ)

2019年11月18日 20:49

フランス四苦八苦旅11 ロワールの中心都市トゥール

フランス観光の中心はパリなんですが、それ以外の中小都市や田舎の方が本当のフランスだという人が多いようです。パリのような華やかさはないものの、自然豊かな中でのんびりとした街に滞在したり観光するのもリピーターなら十分にアリだということです。今回はその事がよくわかりました。



ロワールの古城巡りの際に中心となるのがトゥールという人口13万人ほどのフランス中部の都市です。パリからTGVで1時間ほどで行くことができる便利な立地であり、ローマ時代からの歴史がある古都でもあり、大学も複数あり賑やかな落ち着いた街並みです。この日は午前中に2時間ほど観光しました。



トゥールの中心部はプリュムロー広場という木組みの伝統的な木造店舗が立ち並ぶ一角で、昼間はカフェが営業しているだけですが、夕方からはレストランやお酒を出すバルが開店して賑やかな場所になります。フランスらしいテラス席がどの店舗にもあり、夏場にはこれが一杯になるということです。





このほか、トゥールはマルシェの街と言われており、常設の市場であるレアールトゥールのほかに、街のそこかしこに日替わりでマルシェや蚤の市が開かれています。この日は野菜を中心のマルシェと蚤の市が開催されていました。マルシェでは旬の野菜がたくさん出店されており、農村地帯の中にある街ということもあり、きのこやアスパラなど買いたくなるものばかりでした。





常設の市場は、建物も新しく開放的できれいなもので、買い物しやすい空間となっています。こちらでは肉屋や酒屋、スイーツショップ、雑貨屋などが多く、スーパーと同じような感覚で買い物できます。フランス各地で展開している有名なチーズショップやバターのお店、チョコレートショップも出店しており、私もチョコレートを買ってみました。



あと、パン屋もあり、ここでスモークサーモンのサンドイッチを買ってみたのですが、これが具がたっぷりで、バゲットも焼きたての香りと旨みが強いもので、これぞフランスのバゲットサンドという感じで、軽めのランチとなりました。この手の常設市場が街の中心地にあるのがいかにも食の国フランスらしい所以です。





と、今まで大都市パリしか知りませんでしたが、トゥールのような小さな街もパリとは違った良さがあると思いました。まぁ、これはフランス以外のヨーロッパ各国共通ですが、大都市以外の小さな街や田舎をレンタカーや電車で巡るのが本当の楽しみなのかもしれません。今回のレンタカーの1泊2日旅で、この手のドライブ旅行は楽しくて癖になりそうです・・・・。

関連記事