静岡道楽日記

浜松に酒屋のやまやがやってきた！　今が狙い目かも

やまやというと何をイメージしますか？　普通は博多の明太子でしょうか。東北及び関東に馴染みのあるアルコール好きな人は酒の安売り店のやまやではないでしょうか。最近では当たり前になった酒の安売り大型チェーン店では日本で一番の規模を誇っているのが、このやまやです。



この酒屋業界の黒船が浜松に出来たというので、浜松に遊びに行った際に寄ってみました。なんでも静岡県初出店ということです。場所は佐鳴台のホワイトストリート沿いになります。昨年の１２月にオープンしたばかりなので店もピカピカできれいです。おまけに倉庫型のチープな作りが多い同業他社にあって、こちらのお店は下手なスーパー顔負けの機能性と明るさ、品質感があります。これならセレブな奥様でも大丈夫です。

我が家でもお世話になっている酒の安売り店ですが、普段買うのはビール、いや発泡酒なんですが、こちらのお店ではケース売りのビール類よりもワインや日本酒、焼酎なんかに力を入れているようです。それに加えて加工食品や輸入食品、酒のつまみなども大充実しています。生鮮品はありませんが、それ以外のものなら探せばけっこうな確立で掘り出し物がありそうです。アルコールが苦手な人でも料理好き、特に欧米系やエスニック系が得意な人には向いていると思います。パスタやオリーブオイルなんか種類豊富で値段も安いです。今回は格安のパッションフルーツとグアバのジュースを買ってみました。



さて、お酒の話題ですが、やまやといったらワインでしょう。２９８円という激安のテーブルワインから１万円以上するグランクリュまでピンキリで揃っていますが、主力は千円以下、千円前後のお手頃なワインでしょうか。アメリカやチリ、南アフリカ、オーストラリアといったニューワールド系からイタリアやスペイン、南仏といったヨーロッパものまでけっこうな種類があります。ただ、説明が貧弱でどれを選んでいいのかわからないのが難点ですね。まぁ値段が値段ですから失敗してもそれほどのものはないのですが、もう少し詳しいＰＯＰだと助かります。

他にも焼酎や外国ビールに日本酒、ウイスキーなど酒に関しては流石と言うしかないでしょう。スナック菓子やチョコレートなどのつまみも外国製品が豊富に揃っているのは、やまやの親会社がイオンという日本でも最大規模の流通企業というのも大きいのだと思います。接客してくれた女性店員さんも「こんな商品が欲しいとか、こういった製品があると助かるという意見を聞かせてほしい」「できるだけお客さんの意見を聞いて浜松の人に合ったお店にしていきたい」と言っていました。この辺りは後発組でもあり、他の安売り店とは一線を画す店舗経営をしていく考えなんでしょう。



お酒の小売業界も競争が激しい世界で、街中の昔ながらの酒屋さんも競争が激しく、個人商店を応援している私としてもこちらのような体力のある大型チェーン店を手放しで礼賛しにくいのですが、やはり限られた家計の中で、より安く、より良いもの、他にない珍しいものが揃っているとなるとついつい寄ってしまいます。こちらのお店はチラシや広告などは余り打っていないようで、知名度はまだまだのようですが、段々と口コミでお客さんを増やしていくんでしょうね。すいている今が買い物のチャンスかもしれません。

浜松市中区佐鳴台三丁目54番53号
053-415-0551 営業時間 10:00～22:00