台湾まんぷく紀行⑮台北に行ったら食べたい絶品東坡肉
このブログもこの記事で500本目になります。記念?すべき記事は、好きな台湾、好きなレストランで飾りたいと思います。それほどこのお店は好きです。前回出かけてぞっこん惚れて、今回も満を持して?出かけていきました。例によって予約してからです。
このお店はネットの情報はもちろんのこと、ガイドブックにも載っている有名店です。その理由は絶品の東坡肉(トンポーロー)があるからに他なりません。旅行者はもちろんのこと、現地に駐在している人や住んでいる日本人の方々にも愛されているお店で、日本語のメニューもあります。が、日本語は通じませんし、日本流の至れり尽くせりのサービスでなく、現地風のちょっとぶっきらぼうのサービスですので心して出かける方がいいかもしれません。
でもそんなことは、こちらの東坡肉を一口食べてみれば吹っ飛んでしまいます。豚の角煮、中国料理店での東坡肉は今まであちこちで食べてきましたが、こちらのお店のものが最高の出来栄えです。肉はあくまでも柔らかく、脂身ばかりでこってりしていそうでいながら、食べてみるとスゥーと口の中でとろけてしまう。味付けも見た目は醤油の色が濃くてギトギトしていそうなんですが、食べてみるとくどくなく後味さっぱりとしていて、豚肉の旨味だけが残っているんです。
これが本場の味といってしまえばそれまでなんでしょうが、豚肉料理に関しては中国料理の右にでる調理法はありませんし、下処理して蒸し、秘伝のタレで煮込む・・・という簡単でいながら店の個性が出る難しさがあると思います。しかも大きなお店で毎回同じようなレベルのものを出さないといけないのですから。そうそう、この東坡肉は、テーブルには塊で出てくるのですが、すぐにおばちゃんがチョキチョキと鋏で切り分けてくれますよ。
なにより、3~4人前の小サイズで日本円で1300円程度という安さで、このボリュームとおいしさは掟破りと言っていいと思います。2人ならこれだけでもいいぐらいないですが、そうもいかないのでもう一品頼みますが、それほど量も質もガツンとくるメニューです。もちろん、これほどのスペシャリテですから、どのテーブルにもこの品がのっています。というか、これをメインに考えてこの店に来るお客さんがほとんどだと思います。
それくらい好きな東坡肉ですが、普通は付いてくる蒸しパンに挟んでハンバーガーかサンドイッチのようにして食べます。最近長崎物産展で目にする角煮サンドみたいなものですね。でもあれより数段上ですが・・・。で、このサンドイッチですが、フワフワで淡泊な中国風蒸しパンにこってしした豚バラ肉、こってりしているのに、くどくないタレをからめて口に入れると、最初はフワッとパンがきて、次にしっかりとした肉が来るハーモーニーは、俗に言うヤバイおいしさです。癖になるおいしさです。趣を変えて辛子を付けてもいけます。
が、今回はさらにおいしい食べ方を追及しました。この店の裏メニューで上海風菜メシがあるのですが、これに東坡肉を乗せて食べるとものすごく旨いというのを台湾の人のグルメブログで知ったのです。菜メシは無理ですが、白飯なら誰でも注文できるのでこれをお願いしました。今度は角煮丼って寸法です。
やはりというか、想像以上の旨さです。もともと丼飯が好きですからたまりません。とろける肉にご飯に掛かった黄金色のタレが三位一体となって箸が止まりません。どうしてこれがメニューにないのかわからないくらいの完成度だと思います。私はパンよりもご飯の方が気に入りました。
もうひとつ頼んだ雪菜と湯葉の炒め物はあっさりとしていながらも、ちょっと癖のある雪菜がアクセントになっていて、ヘビーな東坡肉の良き箸休めになりました。が、やはり主役との差はいかんともしがたいものがあります。前回もそうでしたが、こちらのお店は主役・エースの力量がスバ抜けているので、脇役の力量不足というか物足りなさを感じるほどです。が、普通の上海料理店のレベル以上のものはあるのですが・・・。
と、こちらのお店、台北駅からほど近いですし、MRTの駅からも歩いて5分どかからない距離なので、おいしい肉料理を食べたい時には一度行かれても損はないかと思います。というか、本場の東坡肉とはどういったものなのか、試してみてもいいと思います。それから、台北の故宮博物館に飾られている宝石できた工芸品で東坡肉と名付けらたものがありますが、こちらのものにそっくりです。
台北市衡陽路18號
02-2388-5880・5881・5882
11:30~14:00、17:30~21:00
このブログもこの記事で500本目になります。記念?すべき記事は、好きな台湾、好きなレストランで飾りたいと思います。それほどこのお店は好きです。前回出かけてぞっこん惚れて、今回も満を持して?出かけていきました。例によって予約してからです。
このお店はネットの情報はもちろんのこと、ガイドブックにも載っている有名店です。その理由は絶品の東坡肉(トンポーロー)があるからに他なりません。旅行者はもちろんのこと、現地に駐在している人や住んでいる日本人の方々にも愛されているお店で、日本語のメニューもあります。が、日本語は通じませんし、日本流の至れり尽くせりのサービスでなく、現地風のちょっとぶっきらぼうのサービスですので心して出かける方がいいかもしれません。
でもそんなことは、こちらの東坡肉を一口食べてみれば吹っ飛んでしまいます。豚の角煮、中国料理店での東坡肉は今まであちこちで食べてきましたが、こちらのお店のものが最高の出来栄えです。肉はあくまでも柔らかく、脂身ばかりでこってりしていそうでいながら、食べてみるとスゥーと口の中でとろけてしまう。味付けも見た目は醤油の色が濃くてギトギトしていそうなんですが、食べてみるとくどくなく後味さっぱりとしていて、豚肉の旨味だけが残っているんです。
これが本場の味といってしまえばそれまでなんでしょうが、豚肉料理に関しては中国料理の右にでる調理法はありませんし、下処理して蒸し、秘伝のタレで煮込む・・・という簡単でいながら店の個性が出る難しさがあると思います。しかも大きなお店で毎回同じようなレベルのものを出さないといけないのですから。そうそう、この東坡肉は、テーブルには塊で出てくるのですが、すぐにおばちゃんがチョキチョキと鋏で切り分けてくれますよ。
なにより、3~4人前の小サイズで日本円で1300円程度という安さで、このボリュームとおいしさは掟破りと言っていいと思います。2人ならこれだけでもいいぐらいないですが、そうもいかないのでもう一品頼みますが、それほど量も質もガツンとくるメニューです。もちろん、これほどのスペシャリテですから、どのテーブルにもこの品がのっています。というか、これをメインに考えてこの店に来るお客さんがほとんどだと思います。
それくらい好きな東坡肉ですが、普通は付いてくる蒸しパンに挟んでハンバーガーかサンドイッチのようにして食べます。最近長崎物産展で目にする角煮サンドみたいなものですね。でもあれより数段上ですが・・・。で、このサンドイッチですが、フワフワで淡泊な中国風蒸しパンにこってしした豚バラ肉、こってりしているのに、くどくないタレをからめて口に入れると、最初はフワッとパンがきて、次にしっかりとした肉が来るハーモーニーは、俗に言うヤバイおいしさです。癖になるおいしさです。趣を変えて辛子を付けてもいけます。
が、今回はさらにおいしい食べ方を追及しました。この店の裏メニューで上海風菜メシがあるのですが、これに東坡肉を乗せて食べるとものすごく旨いというのを台湾の人のグルメブログで知ったのです。菜メシは無理ですが、白飯なら誰でも注文できるのでこれをお願いしました。今度は角煮丼って寸法です。
やはりというか、想像以上の旨さです。もともと丼飯が好きですからたまりません。とろける肉にご飯に掛かった黄金色のタレが三位一体となって箸が止まりません。どうしてこれがメニューにないのかわからないくらいの完成度だと思います。私はパンよりもご飯の方が気に入りました。
もうひとつ頼んだ雪菜と湯葉の炒め物はあっさりとしていながらも、ちょっと癖のある雪菜がアクセントになっていて、ヘビーな東坡肉の良き箸休めになりました。が、やはり主役との差はいかんともしがたいものがあります。前回もそうでしたが、こちらのお店は主役・エースの力量がスバ抜けているので、脇役の力量不足というか物足りなさを感じるほどです。が、普通の上海料理店のレベル以上のものはあるのですが・・・。
と、こちらのお店、台北駅からほど近いですし、MRTの駅からも歩いて5分どかからない距離なので、おいしい肉料理を食べたい時には一度行かれても損はないかと思います。というか、本場の東坡肉とはどういったものなのか、試してみてもいいと思います。それから、台北の故宮博物館に飾られている宝石できた工芸品で東坡肉と名付けらたものがありますが、こちらのものにそっくりです。
台北市衡陽路18號
02-2388-5880・5881・5882
11:30~14:00、17:30~21:00
前回台湾に行ったときはシーザーパークでしたので、こんなに近くに
美味しい店があったんだ、ともう一度行きたくなりました。
今度静岡空港からもチャーター便が出るようですが、完全ツアーで
料金も少々高めでした。
時期や自分の行きたいところを見定めて行きたいと思ってます。
食欲の秋ですから、おいしいもの目白押しですね。台湾でも上海蟹やらなにやらおいしいものばかりのようです。このお店、豚肉好きの人は行ってみて損はないかと思います。
静岡空港発のツアーは中高年向けのものが多くて食事つきの完全ツアーが多くてフリーのものは少ないですね。やはりセントレアか羽田ということになりそうです。