静岡道楽日記

マイナーでいこう！⑬　すき家で新とりそぼろ丼を試してみた！

今日から安倍さんがアメリカへご機嫌伺いへ出かけております。議題のひとつがＴＰＰ問題でしょう。このＴＰＰ問題ときってもきれないのが牛肉などの食料品です。デフレ業種の筆頭ともいうべき牛丼チェーン店もどのような結果になるのか、その趨勢を見守っていると思われます。ってことで牛丼チェーンの話題です。



我が家から一番近くにある大手丼チェーン店は、すき家なのですが、このすき家、今や吉野家をおしのけて日本で一番の店舗数を誇るまでになっています。テレビＣＭもバンバン流れていていますし、新しいメニューの開発など、話題に事欠かない元気印の牛丼チェーンだと思います。

今回は、牛丼ではなく、新発売のとりそぼろ丼を食べてみました。幟にもはためている今一押しのメニューってことですし、カロリーも低めでオヤジにはぴったりです。おまけに並盛りならサラダに味噌汁をつけても380円という激安価格です。この価格はまさに大手企業でなくては実現できないものなんでしょうね。



注文してから１，２分で到着です。丼飯の上には鶏のそぼろと海苔とネギ、少々の胡麻がのっています。値段が値段だけにそぼろの量はご飯に対して少なめですね。あと卵は黄身と白身を分けるセパレーターがついてきます。普通は黄身だけでも良いのでしょうが、残った白身の処分？が困るので、全卵でのっけちゃいました。まずは卵を混ぜないで食べてみます。

うーん、薄味というか鶏肉のミンチがそれなりのものですから、余り良い感じではありませんねぇ。次に卵を混ぜ混ぜして食べてみると、甘くなってバージョンアップしましたが、まだパンチというかまとまりがない感じです。甘く上品な出汁が自慢ということですが、この手のファーストフードにはある程度のジャンクさが必要だと思うので、備え付けの紅しょうがと七味唐辛子を入れて調節してしまいました。



と、すき家はやっぱり牛丼かなと思った次第ですが、けっこうな席数があるのとドライブスルーもあるのに２人で切り盛りしているのは、システム化されているとはいえ、大変だろうなぁと思ってしまいます。あとすき家は今や牛丼屋という範疇をこえて、カレーやハンバーグ、中華丼、豚角煮丼などなどメニュー数が半端なくたくさんありますから、客は色々選べてよいのでしょうが、オペレーションやマーケティング的にはどうあのかなぁと思ってしまいます。まぁ、このたくさんのメニュー数があってのファミリー客獲得に繋がっているのでしょうが、牛丼一筋で頑張ってきた昔の吉野家が一番好みの味でしたから、味と人気ってのは違うんでしょうね。