静岡道楽日記

昭和の香りがする中華料理屋で半チャンラーメンを食べてみた！

今日はなんでも即席ラーメンの日だそうです。即席ラーメンと言っても今は死語になって知らない人も多いかと思いますが、いわゆるインスタントの袋ラーメンのことですね。年の８月２５日に日清食品のチキンラーメンが日本で初めて発売されたそうなんです。このインスタントラーメン、袋、カップと合わせて今や日本はおろか世界で愛されている食品になりましたね。



ってことで懐かしい昭和の香りがするラーメンのお店の紹介になります。静岡市駿河区の中田消防署近くにあるのが信華園です。店構えは典型的な懐かしい感じの中華料理屋で、中もテーブルとカウンターにオープンキッチンという昭和そのままの姿をしています。メニューも麺にご飯類、定食とお馴染みのものが並んでいます。



この日は800円の定食にも惹かれたものの久しぶりに炒飯も食べたくなって半チャンラーメン700円をお願いしました。ミニサイズの炒飯に醤油味のラーメンが付いたもので、男性にはお馴染みの炭水化物ガッツリメニューです。例によって麺は硬めでお願いしました。他のお客さんは800円のお値打ちメニューを頼んでいる人が多かったのですが、おかずとご飯と半ラーメンが付いているのですから、普通はこれを頼みますよねぇ・・・。

この日はカウンターに座っていたので厨房の様子を見ることができましたが、昭和の懐かしい系のお店らしく化調をしっかりと効かせるとともに油通し＆油をけっこう使っているのが見えました。豪快な鍋さばきも堂にいって手短に次々と料理を作りあげているのを見るのは良いものですね。



さて、やってきましたよぉ。まずはラーメンからいっていましょう。スープは醤油味が最初にくる懐かしい感じのもので、油がちょっと多めなのが気になりましたが、このようなものを求めているおじさん、おばさんって多いと思います。魚系とか獣系とか節系なんてジャンル分けではなく、昭和系ってことになるかと思います。そうそう、炒飯に一緒についてくるスープと同じですね。

もうひとつのメインの炒飯は、ちょっとしっとりしたもので、入っている具もネギに卵、チャーシューの切れ端、ナルトのみじん切りといったオーソドックスなもので、油の照りと醤油の味わいで、これまた懐かしい中華料理屋の王道的炒飯って感じですね。私的にはもう少しパラッとしたあっさりめが好きですが、これはこれでファンがいるのもわかります。



と、初めて行ってみた信華園でしたが、店構え同様に出てきた料理も懐かしい昭和の香りがするものでした。この日のお客さんはほとんどが中高年以上でしたが、昭和世代にとっては慣れ親しんだ味ということになるんでしょうね。最近は、お洒落な中華料理屋や赤い看板の格安ボリューム系の大陸系中華料理屋も増えてきましたが、こちらのような王道的な昭和系中華料理屋にも頑張っていってほしいものですね。

静岡市駿河区中田本町62-6
054-283-8001 　11:00-14:00　17:00-21:00 　　火曜日休み