富士宮市の郊外でお宝ラーメンに遭遇! 青見の里
食べ歩き系のブログで一番多いジャンルはラーメンブログではないでしょうか。しかも大手の食べログでも最近はラーメン屋の記事が増えてきており、日本人は本当にラーメンが好きなんだなぁと思わずにはいられません。まぁ、私もそのうちのひとりなんですが、先日、食べログには掲載されているけど、個人のラーメンブログや食べ歩き系のブログには紹介されていないお店で、おいしいラーメンに出会ったんです。
そのお店があるのは焼そばの町として有名な富士宮です。場所は富士フィルムの大きな工場の西門入り口の目の前です。店名は青見の里。どこか農産物直売所のような店名ですが、ラーメンを中心とした中華料理屋です。が、店構えがプレハブというかトタンでできた工事現場の飯場のような簡易な造りで、好きな人にはたまらない、高貴な人は躊躇してしまうかもしれません。
そんなお店は中華料理が本線なんですが、手羽先やカキフライ、親子丼などメニュー豊富な居酒屋的な側面があり、この日も日曜の昼間という時間でしたが、おじさん4人組がビールや酎ハイで宴会をしておりました。店内は4人掛けのテーブルが3つと狭いですし、カウンターも既に日本酒や焼酎置き場と化しているので、店内が一杯だとのれんの外のテラス?席になります。
この日も目的はラーメンです。「ラーメンを麺硬めでお願いします」と注文してから、改めてメニューをみると、肉ワンタンとか特製シューマイ、ガーリック炒飯など魅力的なものが目に入ります。しかもラーメンで450円、もやしラーメン500円、焼肉丼とラーメンのセットでも700円と700円や800円のラーメンが当たり前の昨今では激安の部類に入ります。
待つこと5分ほどでラーメンがやってきましたよ。うれしいことにスープがなみなみと入っていますし、湯気がもうもうと立ち上がり、飲む前からスープがアツアツなのがわかります。最近は素材を味わうためと言ってちょっとぬるめのスープの店がありますが、やはりラーメンのスープは熱い方が気分が出ますよね。
さて、そんなスープはというと、最初に煮干の香りがはっきりとわかります。最近のニボニボといったワイルドな煮干感ではなく、適度な煮干の味わい、そこに鶏ガラなどの動物系の香りがやってきます。後から聞いたらゲンコツも使っているそうで、この手の昔ながらの醤油ラーメンに多い化調や生姜が効いた平板なものでなく、厚みもしっかりと感じる本格的なものでちょっとびっくりしてしまいました。
さらにチャーシューも肉厚のおいしいものですし、青見牧場という養鶏場が本体なのか、おいしい茹で玉子も半分入っています。もちろん、懐かしいラーメンでお約束の海苔やナルトもメンマも入っています。あと麺はスープと比べると弱いのは仕方がないのかもしれません。とはいえ、この内容でこの味は450円というのはバーゲンプライスだと思います。そうそう、自家製の漬物が箸休めとしてナイスでした。
と、余り期待しないで出かけたものの、良い方向に裏切られました。お店のご主人も奥さんもにこやかな人で近所の人や富士フィルムの工場勤務の人たちの憩いの店になっているのだと思います。ラーメン情報はネットにあふれていると思っていたのですが、まだこんな掘り出し物のラーメンが隠れていたんだとちょっと感慨深いものがありました。
最近のラーメン事情はとんこつとか家系、こってり、もしくは素材や出汁にこだわった高額系や有名店で修行したお店に注目が集まっていますが、昭和の懐かしい中華そばが好きな人は一度出掛けてみても損はないと思います。次回はラーメン以外の親子丼やタンメン、ワンタン麺なんかを狙ってみたいと思います。
富士宮市大中里251-2
0544-25-0908 11:00〜14:00 17:00〜21:00
食べ歩き系のブログで一番多いジャンルはラーメンブログではないでしょうか。しかも大手の食べログでも最近はラーメン屋の記事が増えてきており、日本人は本当にラーメンが好きなんだなぁと思わずにはいられません。まぁ、私もそのうちのひとりなんですが、先日、食べログには掲載されているけど、個人のラーメンブログや食べ歩き系のブログには紹介されていないお店で、おいしいラーメンに出会ったんです。
そのお店があるのは焼そばの町として有名な富士宮です。場所は富士フィルムの大きな工場の西門入り口の目の前です。店名は青見の里。どこか農産物直売所のような店名ですが、ラーメンを中心とした中華料理屋です。が、店構えがプレハブというかトタンでできた工事現場の飯場のような簡易な造りで、好きな人にはたまらない、高貴な人は躊躇してしまうかもしれません。
そんなお店は中華料理が本線なんですが、手羽先やカキフライ、親子丼などメニュー豊富な居酒屋的な側面があり、この日も日曜の昼間という時間でしたが、おじさん4人組がビールや酎ハイで宴会をしておりました。店内は4人掛けのテーブルが3つと狭いですし、カウンターも既に日本酒や焼酎置き場と化しているので、店内が一杯だとのれんの外のテラス?席になります。
この日も目的はラーメンです。「ラーメンを麺硬めでお願いします」と注文してから、改めてメニューをみると、肉ワンタンとか特製シューマイ、ガーリック炒飯など魅力的なものが目に入ります。しかもラーメンで450円、もやしラーメン500円、焼肉丼とラーメンのセットでも700円と700円や800円のラーメンが当たり前の昨今では激安の部類に入ります。
待つこと5分ほどでラーメンがやってきましたよ。うれしいことにスープがなみなみと入っていますし、湯気がもうもうと立ち上がり、飲む前からスープがアツアツなのがわかります。最近は素材を味わうためと言ってちょっとぬるめのスープの店がありますが、やはりラーメンのスープは熱い方が気分が出ますよね。
さて、そんなスープはというと、最初に煮干の香りがはっきりとわかります。最近のニボニボといったワイルドな煮干感ではなく、適度な煮干の味わい、そこに鶏ガラなどの動物系の香りがやってきます。後から聞いたらゲンコツも使っているそうで、この手の昔ながらの醤油ラーメンに多い化調や生姜が効いた平板なものでなく、厚みもしっかりと感じる本格的なものでちょっとびっくりしてしまいました。
さらにチャーシューも肉厚のおいしいものですし、青見牧場という養鶏場が本体なのか、おいしい茹で玉子も半分入っています。もちろん、懐かしいラーメンでお約束の海苔やナルトもメンマも入っています。あと麺はスープと比べると弱いのは仕方がないのかもしれません。とはいえ、この内容でこの味は450円というのはバーゲンプライスだと思います。そうそう、自家製の漬物が箸休めとしてナイスでした。
と、余り期待しないで出かけたものの、良い方向に裏切られました。お店のご主人も奥さんもにこやかな人で近所の人や富士フィルムの工場勤務の人たちの憩いの店になっているのだと思います。ラーメン情報はネットにあふれていると思っていたのですが、まだこんな掘り出し物のラーメンが隠れていたんだとちょっと感慨深いものがありました。
最近のラーメン事情はとんこつとか家系、こってり、もしくは素材や出汁にこだわった高額系や有名店で修行したお店に注目が集まっていますが、昭和の懐かしい中華そばが好きな人は一度出掛けてみても損はないと思います。次回はラーメン以外の親子丼やタンメン、ワンタン麺なんかを狙ってみたいと思います。
富士宮市大中里251-2
0544-25-0908 11:00〜14:00 17:00〜21:00