静岡道楽日記

水曜日と木曜日に営業しているスリランカカレーの店！

その昔「おせちに飽きたらカレーもね・・・」というレトルトカレーのテレビＣＭがありましたが、最近は元旦から色々なお店が開いているので、何でも食べることができます。とはいえ、日本料理がどうしても多くなるのでピリッと辛いカレーが恋しくもなってきます。ということで2016年最初のお店はカレーのお店です。



カレーといえばインドが本場ですが、その周辺の国々も主食として食べられています。今回のＳａｈｉｒｕサヒル17はスリランカカレーの専門店です。ご主人は日本語ペラペラのスリランカ人のサジットさんで、水曜日と木曜日は古庄の自宅兼店舗で、土曜日と日曜日は藁科川の上流、水見色の山荘でカレーを提供しています。

こちらのお店へ来るのは久しぶりだったのですが、うれしいことにカレーの値段はお手頃のままです。3種類のカレーとご飯に紅茶がついたものも2種類のカレーとロティと紅茶がついたものも両方とも750円です。私はご飯にしてカレーは辛めでお願いしました。「辛いけどいいですか？」と聞かれましたが、辛いのには強いので大丈夫でしょう。



で、この辛さを増したのが功を奏したようで以前食べたノーマルの辛さのものよりおいしくなっているように思いました。おいしいというよりスパイシーさが増したことにより深みが増した、より本格的になったという感じでしょうか。ご主人に聞いても、辛さマシの方がより本場の味に近いそうで、カレー好き、辛さに強い人は辛めがお勧めです。



そんな本場スリランカのカレーは最近あちこちにあるインドカレー、それも北部インドやネパールのカレーとは違って、ルーで食べるものではなく、野菜や肉、豆にカレーをまとわせているというもので、鮮度が良いフレッシュなスパイスを使わないとおいしさが出てこないものです。なおこの日はチキン、豆、野菜の3種でした。



さらにスリランカカレーの特徴はカレーそれぞれで食べてもおいしいのですが、3種類をご飯と混ぜて渾然一体化したものを食べる方がより一層おいしくなるそうで、確かに複雑さ、味が重層化されおいしくなりますね。あと、北インドのカレーがどちらかというとまったりしているのに対してスリランカのカレーはさっぱりとしているのも日本人には合うように思います。



と、本場のカレーというとインドカレー屋でナンとカレーということになってしまいがちですが、南インドのミールスやスリランカのカレーも捨てがたい魅力があると思います。野菜やココナッツミルクなども良く使いますし、特に女性には受けるかと思います。おせちに飽きたらカレーではなく、インドカレーに飽きたらスリランカカレーなんてのも良いものですよぉ。

静岡市葵区古庄4-2-13
080-3284-7058　　11:00～14:00　17:00～20:00　　水曜日と木曜日に営業