静岡道楽日記

静岡県内外のおいしいお店、怪しいお店、日々の出来事、面白スポット、身近なニュースなどを鋭くも暖かい視点?で掘り下げていきます。

がたろう寿司のばらちらし@静岡市駿河区

月曜日限定のばらちらしをゲットせよ!

テイクアウトもすっかり定着しました。自粛が段々と解除されていますが、店内飲食と同じようにテイクアウトも行っていくというお店がけっこうあります。まだまだ店内での食事をためらうお客さんが多いということだと思います。そんなテイクアウトの中で最近のヒットだったのが、静岡市駿河区にある「がたろう寿司」のばらちらしです。

がたろう寿司のばらちらし@静岡市駿河区

がたろうとは河童のことで、駿河区のほかに清水区にもお店があります。暖簾分け店だと思われますが、どちらも繁華街ではなく、郊外にあり地元の常連さん相手に長年商売をされています。今回のばらちらしをやっているのは駿河区高松のお店で、月曜日の限定となります。週一回ということでハードルがちょっと高いですが、お手頃で寿司屋の職人技がはっきりとわかるおいしさが光る一品です。

がたろう寿司のばらちらし@静岡市駿河区

がたろう寿司のばらちらし@静岡市駿河区

気になる値段は税込み850円とスーパーで販売されている寿司と同じような値段なんですが、その価値は何倍もあるかと思われます。見た目からして端正で美しいのです。けっして豪華なネタが使われているわけではありませんが、きれいに切り揃えられている色とりどりのネタ、それらが酢飯の上に宝石のように散りばめられているのです。腕のないお店のやっつけ仕事とは格が違います。

がたろう寿司のばらちらし@静岡市駿河区

食べてみても期待は裏切られません。理由のひとつは老舗の江戸前の寿司屋の職人技がしっかりと感じられるからです。ネタは、マグロに鰺、イカにタコ、サーモンに帆立、海老、とびっこなどの海鮮ものの他に玉子焼きや旬のたけのこ、キュウリなどが使われています。それらが同じような大きさに切り揃えられているので、口の中での一体感を生んでいるのです。渾然一体の愉悦といった感じなのです。

がたろう寿司のばらちらし@静岡市駿河区

その味わいは控えめで、好みでわさびや醤油で調整します。寿司のもうひとつのポイントである酢飯も上手に炊かれていますし塩梅も甘すぎずネタを生かしています。ばらちらしの醍醐味である、ひとくちひとくち違うネタが入ってきて楽しむことができます。そうそう、このばらちらしの安さの秘密は、定休日前に寿司種を使い切るためのバーゲンだと思われるので、毎週ネタは変わると思われます。

がたろう寿司のばらちらし@静岡市駿河区

と、ネットではあまり情報がでてこない「がたろう寿司」ですが、しっかりとした腕前の寿司屋が丁寧に作られたばらちらしが850円で楽しめるのはバーゲンプライスだと思います。月曜日、さらに個数限定というのはハードルが高いですが、予約して食べる価値は十二分にあるかと思います。我が家でも隔週くらいで伺いたいくらいです・・・

P.S.新型コロナの影響で営業時間や方法が変更されることがあるのでご注意ください

静岡市駿河区高松1-16-25
054-237-3755 11:00~13:30  17:00~22:30  火曜日休み



同じカテゴリー(お気に入りの店)の記事
犁園湯包館@台北市
犁園湯包館@台北市(2024-04-16 20:54)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
がたろう寿司のばらちらし@静岡市駿河区
    コメント(0)