石和温泉の町はずれにある激シブな中華食堂!
石和温泉といえば、山梨県を代表する温泉街です。歓楽街としての一面もあり、昭和の時代は会社の慰安旅行などの際には熱海と同じように大層賑わったものです。ここ最近は家族旅行などにシフトしたものの一時期ほどの賑わいもなくちょっと寂しい感じもしています。その片隅にあるのがかど屋食堂です。
その名の通り生活道路の交差点に位置する老舗の大衆中華食堂で、佇まいも含めてザ・昭和の雰囲気に包まれており、懐かしさ全開です。観光地にあるものの地元の常連さんに愛されており、昼時は満員御礼状態が続く人気店でもあります。その理由はお手頃な値段でボリュームたっぷりの料理が楽しめるからです。
この日は開店時間前に伺ったもののフライイングで開店していたようで、座敷の最後のひとテーブルに座ることができました。その座敷も小上がりでなく、普通の住宅の居間そのまんまです。雰囲気は親戚のおばあちゃんの家に遊びにきた感じで扇風機の風を浴びながらのんびりと食事をすることができます。なお、お店のトイレは居間をぬけたところにありますが、綺麗に改装されています。
注文は備え付けのメモ用紙に書いてお店の人に渡します。ワンタン麺800円を麺硬めで、もうひとつはとんかつ定食1300円です。その他のメニューはラーメン類とカツ丼や親子丼などの丼物、さらにつまみ類としてもつ煮が豚と馬があるのがいかにも山梨らしいですね。この日は日曜日ということもあってミニ宴会をしているお客さんもいて賑やかでした。
10分ほど経って最初にやってきたのはワンタン麺です。食堂らしくなみなみとスープが入っており、そこにワンタンがたくさん浮かんでいます。ルックスは見まごうことなき昭和の懐かしいラーメンです。が、これがスープを飲んでみると節系や鶏ガラ系ではない煮干しの味わいがしっかりとする今風の感じもするのです。まぁ、セメント色のド煮干しではないので、煮干しが苦手な人でも大丈夫です。
麺はよくあるタイプのもので、肝心のワンタンは皮がちゅるんとした昔ながらのもの、中の餡は餃子のような感じで、これはちょっと盲点をつかれました。私的にはオーソドックスな肉の旨味だけのものの方が好みです。トッピングではチャーシューがホロホロと柔らかく、チャーシュー麺にしても良いくらいのおいしさがありました。
もうひとつのとんかつ定食は、そのボリュームに圧倒されました。とんかつ自体も200グラム以上ありますし、キャベツの千切りとマカロニサラダが、これだけでひとつの料理として出していいほどの量がありました。メインのとんかつは、下手な専門店顔負けのクオリティがありました。下味も揚げ方も丁寧で衣も薄目でご飯との相性は抜群です。
このとんかつは肉質的には専門店と比べると見劣りしてしまうかもしれませんが、そこを技術力でカバーしているような感じで、とんかつ屋でも洋食屋でもない、昔ながらの食堂の王道の感じに仕上がっていました。それをより一層感じさせるのがごく普通のソースと洋辛子の存在かもしれません。そうそう、ご飯も炊きたてでおいしかったのもポイントアップに繋がっていました。
と、笛吹市のペイペイキャンペーンで訪れてみたものの思いのほか当たりのお店で、店の雰囲気も佇まいも味わいも昔ながらの食堂の良さにあふれておりました。これも店で鍋を振っているマスターと呼ばれている高齢のご主人の腕前あってのことだと思われます。次回は好物のかつ丼を食べてみたいと思います・・・
山梨県笛吹市石和町八田89
055-262-7089 11:30~20:00 金曜休み
石和温泉といえば、山梨県を代表する温泉街です。歓楽街としての一面もあり、昭和の時代は会社の慰安旅行などの際には熱海と同じように大層賑わったものです。ここ最近は家族旅行などにシフトしたものの一時期ほどの賑わいもなくちょっと寂しい感じもしています。その片隅にあるのがかど屋食堂です。
その名の通り生活道路の交差点に位置する老舗の大衆中華食堂で、佇まいも含めてザ・昭和の雰囲気に包まれており、懐かしさ全開です。観光地にあるものの地元の常連さんに愛されており、昼時は満員御礼状態が続く人気店でもあります。その理由はお手頃な値段でボリュームたっぷりの料理が楽しめるからです。
この日は開店時間前に伺ったもののフライイングで開店していたようで、座敷の最後のひとテーブルに座ることができました。その座敷も小上がりでなく、普通の住宅の居間そのまんまです。雰囲気は親戚のおばあちゃんの家に遊びにきた感じで扇風機の風を浴びながらのんびりと食事をすることができます。なお、お店のトイレは居間をぬけたところにありますが、綺麗に改装されています。
注文は備え付けのメモ用紙に書いてお店の人に渡します。ワンタン麺800円を麺硬めで、もうひとつはとんかつ定食1300円です。その他のメニューはラーメン類とカツ丼や親子丼などの丼物、さらにつまみ類としてもつ煮が豚と馬があるのがいかにも山梨らしいですね。この日は日曜日ということもあってミニ宴会をしているお客さんもいて賑やかでした。
10分ほど経って最初にやってきたのはワンタン麺です。食堂らしくなみなみとスープが入っており、そこにワンタンがたくさん浮かんでいます。ルックスは見まごうことなき昭和の懐かしいラーメンです。が、これがスープを飲んでみると節系や鶏ガラ系ではない煮干しの味わいがしっかりとする今風の感じもするのです。まぁ、セメント色のド煮干しではないので、煮干しが苦手な人でも大丈夫です。
麺はよくあるタイプのもので、肝心のワンタンは皮がちゅるんとした昔ながらのもの、中の餡は餃子のような感じで、これはちょっと盲点をつかれました。私的にはオーソドックスな肉の旨味だけのものの方が好みです。トッピングではチャーシューがホロホロと柔らかく、チャーシュー麺にしても良いくらいのおいしさがありました。
もうひとつのとんかつ定食は、そのボリュームに圧倒されました。とんかつ自体も200グラム以上ありますし、キャベツの千切りとマカロニサラダが、これだけでひとつの料理として出していいほどの量がありました。メインのとんかつは、下手な専門店顔負けのクオリティがありました。下味も揚げ方も丁寧で衣も薄目でご飯との相性は抜群です。
このとんかつは肉質的には専門店と比べると見劣りしてしまうかもしれませんが、そこを技術力でカバーしているような感じで、とんかつ屋でも洋食屋でもない、昔ながらの食堂の王道の感じに仕上がっていました。それをより一層感じさせるのがごく普通のソースと洋辛子の存在かもしれません。そうそう、ご飯も炊きたてでおいしかったのもポイントアップに繋がっていました。
と、笛吹市のペイペイキャンペーンで訪れてみたものの思いのほか当たりのお店で、店の雰囲気も佇まいも味わいも昔ながらの食堂の良さにあふれておりました。これも店で鍋を振っているマスターと呼ばれている高齢のご主人の腕前あってのことだと思われます。次回は好物のかつ丼を食べてみたいと思います・・・
山梨県笛吹市石和町八田89
055-262-7089 11:30~20:00 金曜休み
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