たまねぎ@藤枝市

SUZY(メンカタ)

2009年10月25日 03:46

吉田町のカレーの名店KのDNAは受け継がれているか?

いつも見ているウテナさんのブログに気になる記事が載っておりました。吉田町のドラカツで有名なカレー屋さんのオヤジさんが少し前に亡くなられたとのこと。お店同様に名物店主だっただけに名残惜しい人も多いのではないでしょうか。まぁ跡継ぎの息子さんがいるからお店は問題ないのでしょうね。



で、今回はその店で働いていた人が独立して開いたカレー屋さんです。藤枝市のボウリング場のまん前にお店はあります。カレー屋さんにしては通し営業なのがありがたいですね。店内はカレー屋というよりカフェかカジュアルレストランみたいな感じです。これはオーナー夫妻が若いからでしょうか。

さて、メニューを見てみます・・・。おおっ、凄いメニューの数です。っていうかトッピングがたくさんあります。なんか大手チェーン店のカレー屋みたいな感じです。でもここまで多くする必要はないのかなと思ってしまいます。これだけあると何にするか迷いますが、お店の人のおすすめでドライチキンカレーにします。トッピングは生卵です。ご飯の増減は可能ですが、辛さの増減はできません。辛くしたいときは備え付けの辛味パウダーを振り掛けます。



テーブルに運ばれてきたカレーを見てみるとどこかのお店のものに似ています。聞いてみたところ、やはり吉田町のあの店でした。炒めたドライカレーの横にホロホロと細切れにされたチキンが入ったカレールーが乗っています。見た目はなかなかいいですね。

が、食べてみてそれほど感動しないのです。吉田の店のような良い意味でのジャンクなおいしさもなく、本格的インドカレーのようなフレッシュなスパイスが香るでもなく、中途半端というか普通の感じなのです。野菜やスパイスをちゃんと使って丁寧に作られているのはわかるのですが、私的にはもう少しガツンとスパイシーに専門店のカレーにしてほしかったですね。水を使わずパイナップルジュースを隠し味にしているとのことですが、それよりもトマトや店名のたまねぎを前面に出した方が好みですね。



でもまぁ、土地柄もあるのでしょうが、万人向けというかお子さんからお年寄りまですべての人に食べられる方がいいのかもしれません。この辺りの塩梅はカレーやラーメンなど志向性、好みがマチマチなものは難しいですからね。住所などは、食べログでどうぞ。
 

関連記事