全国B級グルメツーリング@末飛登

SUZY(メンカタ)

2010年08月07日 21:50

夏の読書感想文④ バイクで巡るB級グルメ旅、バク盛りもあるよ

今日から夏休みという方もおられるのではないでしょうか。さっそく今日から高速道路は大渋滞で凄いことになっているようです。来週末の土日は阿鼻叫喚の世界になっているかもしれません。そんなクルマの移動と違って機動力があるのがバイクですね。私も18くらいから20年間くらい全国各地あちこちをツーリングしておりました。



そんなバイクツーリングですが、昔と違って20代の若者のライダーが減少の一途をたどり、観光地やワインディングの休憩所で見るライダーの多くが中高年という感じです。そんなライダー達に人気があるのがB級グルメやご当地グルメ、大盛りのお店なんかでしょうか。ライダーのブログなんかでもこの手のお店がよく登場してきます。この本というかムックにも関東甲信越から関西を中心にB級グルメスポットがたくさん紹介されています。

ここ静岡県も首都圏屈指のツーリングスポットになっていますから、多くのページがさかれています。富士宮やきそば、伊豆の海鮮、静岡おでん、浜松餃子などなどお馴染みのあるお店が並んでいます。さすがB級グルメの本場?だけのことはありますね。そのほかに給食メニューの御前崎(浜岡)の「がっこーにいこう」や清水区の巨大とんかつ「五郎十」、沼津(戸田)の深海魚「魚重」なんかも出てきます。

そのほかにギガ飯も特集されています。この辺のラインナップはテレビの特集番組でお馴染みのものが多くて「ぼんち食堂」「とんまさ」「キャッツガーデンのパフェ」なんかが出てきます。あとはこの手の本では必須の名古屋のマウンテン遭難記が出てきます。見ているだけでお腹一杯になってしまうのもお約束ですが、このようなお店が存続できるのも日本のグルメ界の懐の深さだと思います。登頂はもちろんのこと、登りにいくのも私にとっては難儀のようですが・・・。

最後にグルメネタではありませんが、珍スポットが出てきます。おまけ的なものになっていますが、観光地へ行くとなぜか気になる不思議な博物館なんかで「伊豆ろう人形館」「熱海秘宝館」「戸田の深海魚生物館」なんかが静岡県では出てきますが、ファンタジー系やかわいい系でない、ちょっと怪しいものをお金を払ってまで見ようといういう人がいるというのがうれしいですね。

と、ライダーやツーリングをしない人でも楽しめるムックになっていますが、目新しいお店や力が入っている特集があるわけでもないちょっと中途半端な編集がいかにもですが、そのゆるさがいいのかもしれませんね。今回も図書館で借りました。

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