丸源ラーメン@チェーン店
肉そばで有名な丸源ラーメンで、タンメンと餃子を食べてみた!
バイパスや幹線道路沿いには、大小取り混ぜて飲食店のチェーン店がしのぎを削っています。大きな店舗に大きな駐車場、そして目立つ看板と、クルマ客を意識した店づくりをしています。これが現代の地方及び郊外の普通の姿なんでしょう。そんな飲食店のチェーン店のジャンルにラーメン屋があります。
今やラーメンは日本を代表する国民食です。郊外型チェーン店にも多くのラーメン店があります。格安が売りの幸楽苑や餃子が売りの王将、滋賀県が発祥の来々亭、限定ものを出す花月など色々ありますが、最近あちこちに店を出すとともにお店が多くのお客さんが賑わっているのが丸源ラーメンです。
今回は折り込みチラシには入っていたクーポンを使ってお値打ちに食事をしてきました。丸源ラーメンは長沼に出来た当時に行っただけなので久しぶりになります。5,6年ぶりでしょうか。今回は静岡インター店ですが、日曜の午後8時頃でしたが満員御礼の大繁盛でした。老若男女まんべんなくいるのが他のチェーン店との違いでしょうか。
さて、今回は一番人気の肉そばではなく、野菜たっぷりに惹かれてタンメンにしてみました。もちろん麺は硬めでお願いしましたよ。それと無料クーポンで餃子もお願いしました。通常なら両方で千円オーバーですが、クーポン使用で650円程度で済みました。クーポンの威力大ですね。
最初にきたのはタンメンです。塩味とわざわざ謳っているようにスープはけっこう塩っぱいですね。出汁というかベースの弱さを脂分で補っているようです。タンメンのキモである野菜炒めは丁寧さが感じられないちょっと残念なものでした。私はタンメン好きであちこちのお店のタンメンを食べているのですが、やはりタンメンは中華系、しかもタンメンに力をいれているお店でないと難しいメニューなのかもしれません。
もうひとつの餃子は普通のにんにく餃子ではなく野菜餃子をお願いしました。浜松餃子ほどではありませんが、キャベツ多めのあっさりとしたもので、これの方がタンメンよりも気に入りました。とはいえ、チェーン店にしてはという但し書きが付きますが・・・。
と、久しぶりの丸源ラーメンですが、ラーメン好きとしてはどうしてこれだけ繁盛しているのか不思議に感じてしまいます。が、マーケティング的、商売人的立場から考えると上手にやっているなぁと思ってしまいます。ちょっと前まで大混雑していた近くの京都ラーメンのよってこやや花月のようなラーメン追求型専門店でなく、ラーメンを中心としたファミレス的なポジションが受けているんでしょうね。あと、現代人に受ける味付けの濃さ、平均的な誰もが気に入るようなバランス、自分好みにできる多くの種類を揃えた調味料、豊富なメニューなども人気なんでしょう。
うーん、それにしてもこちらの店ほどラーメンフリークのブログへの投稿が少なくて、大手口コミサイトに書き込みが多いラーメンチェーンも珍しいかもしれませんね。そうそう、こちらのお店は物語コーポレーションという愛知県が本社の上場企業で毎年右肩上がりに業績が伸びています。焼肉きんぐなども同じ会社です。
関連記事