肉のスズキヤ@長野県飯田市
南信濃にある山肉を扱う専門店で、ジンギスカンを買ってみた!
冬真っ盛りです。肉好きの間では冬といったらなんといってもジビエです。牛、豚、、鶏といった家畜の肉ではなく天然の狩猟で獲られたものW
主に言うのですが、この時期ならではのご馳走です。そんなジビエ、山里では昔からごくふつうに食べられていました。猪や熊、鹿、野鳥などなど猟師さんが鉄砲や罠で獲ったものですね。
このジビエ、日本風にいうと山肉を各種取り扱っているのが旧南信濃村和田にあるスズキヤです。この小さな村にもう一軒星野屋という山肉を扱う肉屋があるのですから、どれだけ生活に根ざしているかがわかるかと思います。今日は、ジビエでもと思ったのですが、料理のこともあるので、もうひとつの主力商品であるジンギスカン、その名も遠山ジンギスのハイグレード版を買ってみました。
遠山ジンギスとは、遠山郷の人々がなにかしらの集まりのさいにジンギスカンをよくやることから名物になったもので、こちらの店が独自で工場まで作りオーストラリアから輸入しパック入りのものにしているもので、ネットや道の駅、飯田地区のスーパーでもお馴染みのものだそうです。
ジンギスカンといったら肉はマトンになるのですが、ハイグレードは希少部位の背肉を贅沢に使ったものだそうで、普通のものより割高になるものの、癖がなく柔らかいのが売りだとか。さて、その実力は如何に? ということでジンギスカン鍋がないので普通のフライパンで焼いてみました。
果たしてその味は、マトンの癖はまだあるものの、いい意味でのワイルドさが残り、タレの味わい、入っているニンニクなどの香辛料も程よく効いて久しぶりのジンギスカンを愉しみました。ただ、北海道の専門店で食べる国産の生のマトンやラムを知っていると厳しいかなと思います。あと、このシリーズには、豚肉や鶏肉のものもありますよ。
と、色々な肉屋へ出かけてきた私ですが、さすが山里だけあって、ジビエがこれほど充実しているお店は全国広しといえどもそれほどないのではないでしょうか。なんせ、遠山十二支として、鹿、山羊、熊、猪、鶉、雉、兎、豚、牛、馬、鳥、羊、が全て揃うんですからね。あとはオリジナルの鹿肉のレトルトカレーなどもあってお土産を買うにもいいかもしれません。詳しくは
こちらをどうぞ。
長野県飯田市南信濃和田1348
0260-34-2222 8:00~18:00 不定休(一応日曜休み)
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