峠のラーメン@山梨県南部町
小さな峠に佇む、とろけるチャーシューが大人気のラーメン店!
明日からの3連休はあいにくの天候になりそうです。台風シーズン真っ盛りとはいえ、行楽の秋に残念なことになりそうです。まあ、秋は始まったばかりですからね。ってことで、涼しい秋にドライブがてら行けるラーメン店の紹介です。国道52号で山梨県へ入るとすぐの町、南部町にある峠のラーメンです。
こちらのお店は南部町の市街地にほど近い国道沿いにあり、気をつけていないと通り過ぎてしまいそうにあります。店の外観や内装などはけっしてきれいではありませんが、逆にそこが隠れ家感、昭和感があって惹かれるってことになります。店内はテーブル席だけで、中央には円卓まであります。
お店は老夫婦だけで営業されており、値段も抑え目、ボリュームたっぷり、メニューは昔懐かしいものが揃っているという、今時の意識高い系のラーメン店とは一線を画すものの、ラーメンフリークも足しげく通う魅力があります。その魅力の大きな部分を占めるのが厚めに切られたチャーシューの存在です。
今日はなにはなくてもチャーシュー麺と、メニューにはないものの隣の席のお客さんが食べていたタンメンをどちらも手打ち麺でお願いしました。そう、こちらのお店では普通の麺と手打ち麺を選べるようになっています。なお手打ち麺はプラス50円です。手打ち麺は幅が広めのちじれということで、この手の麺が好きな私は迷うわずこれをお願いしました。
セルフで水をよそい、NHKのテレビを見ているうちにやってきましたよ。チャーシュー麺のルックスは、これぞチャーシュー麺という感じの丼市面がばら肉チャーシューに覆われたもので、肉食系の人にはたまらないものがあるかと思います。しかもこのチャーシューは厚さが5ミリほどある厚いだけでなく、脂身も適度に入っているので、こってり好きにもたまらないものがあるかと思います。
果たして、このチャーシュー麺の醍醐味はチャーシューというか煮豚から脂分や肉汁がスープに溶け出し、醤油味のすっきりとしたものが段々と動物系の出汁が強くなっていくという変化の楽しみもあります。ただ、肩ロースなどの赤身のチャーシューが好きな私は、ちょっとヘビーでした。あと、麺は硬めでお願いしたこともあっておいしく食べることができました。
もうひとつのタンメンは600円という値段に関わらず、炒めた野菜がたっぷりと入ったもので、正統派のタンメンといえるでしょう。が、これまたスープの塩分が強めなのと炒め野菜に焦げた部分がけっこうあって、これが苦くなってしまっていたのが残念でした。でもこれで600円はコスパ良しだと思います。
と、こちらのお店は、値段も手頃でボリュームたっぷりで、チャーシュー、特にホロホロととろける巻き巻き系のバラ肉チャーシューが好きな人は一度出かけてみたも良いかと思います。そうそう、こちらのお店はチャーシュー麺のほかにも炒飯やモツ煮も人気があるようです。それから、店に面した看板はラーメンショップになっています。気をつけてくださいね・・・・。
山梨県南巨摩郡南部町大和2173-1
0556-64-3714 11:00~14:00 17:00~20:00 月曜休み
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