サウナしきじ@静岡市駿河区

SUZY(メンカタ)

2023年06月06日 21:25

いまや説明不要のサウナの聖地!

サウナブームがすっかりと定着しました。今やサウナ目当てで旅行したり、サウナ客獲得のために温浴施設ではサウナのテコ入れをするのは当たり前になりました。そのような状況の中、静岡県はもちろんのこと日本のサウナーから聖地と言われているのが静岡市駿河区のサウナしきじです。



その存在は当たり前ながら知っていたのですが、ある程度経験値を積んでから出かけてみようと思っていました。昨年から県内外の温浴施設など10か所以上を巡りサウナをじっくりと楽しみ、先日思い切ってしきじの朝サウナへと出かけてみました。朝6時から9時までは土日を含めて900円で入ることができるのです。



土日の昼や週末の夜間などは大混雑で入るのにも待ち時間が出るほどですが、朝の開店時間に行けばすんなりと入ることができるというネット情報を頼りに15分前に行ってみました。人気のラーメン屋と同じように常連さんを中心にすでに10人以上が待っておりましたが、問題なく靴箱をゲットできました。



そうなんです、こちらのサウナは男女それぞれ靴箱の数だけしか入場することができないため、タイミングが重要になってくるんです。まぁ、それもあって浴室が大混雑するということがないのですが・・・。今日の入浴料は朝6時から9時までのもので900円でした。高騰が続く温浴施設やサウナにあって、この料金は妥当だと思われます。



こちらのサウナのシステムは券売機で入浴券を購入し、靴箱のカギと一緒に番台に渡すと、ビニールに包まれたバスタオルを交換にもらいます。さらに浴室の前にはフェイスタオルやボディタオルが用意されていますから、手ぶらで行っても大丈夫です。なお、流行りのサウナハットは使うことができません。



さて、入ってみましょう。浴槽はジェット付きのものと名物の薬草入りのものがあります。これが体の芯から温まると大評判です。この薬草はスチームサウナも用いられ、これまたしきじの名物となっています。しきじといえば、飲める水風呂で有名な井戸水の軟水ばかりネットに出てきますが、私的には薬草を使った浴槽とサウナあってのしきじだと思いました。



この薬草サウナというかしきじスタイルの入り方としてはフィンランドサウナで十分に温まってから名物の水風呂に入り、休憩することなく薬草サウナに入ってから再び水風呂に入ってから整い椅子に座って休憩するということになっているようです。私もこれを3回やりましたが、過去一番と言っていいほど身と心に響きました。



これは100度を超えるフィンランドサウナと、いつまでも入っていられる心地よい天然水の水風呂、独特の漢方の香りがする癖になる薬草スチームサウナの落差が激しく、他のサウナ施設よりも格段に体力を使います。まぁ、それだけ整うことができるってことだと思います。事実、普段は足だけしかアマミが出ないのに腕にも出来たほどですから・・・



と、初めて出かけてみたサウナしきじでしたが、噂通りに桁違いに凄いサウナでした。それは土日ともなると県内在住者と県外在住者が半々になるくらいサウナーが全国から集まりますし、サウナのネット情報では全国一番になっり本が出版されたり・・・と、なるだけのことはあるなと思いました。2階の休憩室も居心地が良いですし、次回はのんびりと1日券でサ飯とともに楽しみたいと思います・・・。

静岡市駿河区2-25-1
054-237-5537  24時間営業  年中無休


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