静岡道楽日記

街のあちこちにある中国系のセットが売りの店に行ってみた

と、一昨日に引き続き、気になるスポット探索ものです。一昨年か昨年あたりからなぜかしら街道沿いや街角に出没中の赤や黄色の看板が目印の中国系の中華料理店へ行ってみました。このお店群は「台湾料理」とか「中国料理」とか書かれているようで、不景気で閉店したお店を簡単に改装してオープンするのが特徴です。



さらに大きな特徴としては今までの街場の中華料理屋やラーメンを出すような定食屋よりも低価格でボリュームたっぷりのセットものが売りのようで看板にも大きくそのことが書かれています。我が家から近い国道150号線沿いのお店でもランチに限らずディナータイムでもお値打ちなセットが食べることができます。一品料理の値段で自分で好きな料理を組み合わせることができるセットが食べられます。

で、肝心なのは味ですよね。ディナータイムでもご飯に好きなラーメン、おかずに小鉢、デザートがついて850円だったでしょうか。色々な意味で、とにかくこの値段で大丈夫なの？というバーゲンプライスです。が、この値段でこの味なら十分にアリだと思います。ちょっと高めのラーメン一杯の値段でお腹一杯になるのですから、このご時世ありがたいですね。大食いの人や食べ盛りのお子さんのいる方なんかにもありがたいお店だと思います。



今日は、ご飯を軽めに台湾ラーメン麺硬めに回鍋肉というものを選んでみました。名古屋で食べて以来ファンになった台湾ラーメンですが、本家のものには遠く及ばないものの、挽肉とニラのトッピングにちょっと怪しい香辛料を使ったスープはなかなかのものです。当然のように化学の味はしますが、舌がバカになるほどでもなく許容範囲だと思います。麺の量は少なめです。



おかずの回鍋肉のボリュームもちょっと少な目ですし、味も中国料理屋というより中国の一般的な奥さんが作ったような、良く言えばほんわかと温かい、悪く言えばちょっと間の抜けたものですが、濃いめな味付けは白いご飯との相性はいいですね。油でギトギトということのない面も評価できると思います。



冷奴と杏仁豆腐も小さいサイズですが、これが付いているとついてないのでは栄養面でもご飯を楽しむ面でも大きく違ってくると思います。ビールを飲む人ならこれに180円の餃子でも頼めば完璧だと思います。それから選べるおかずというかメイン料理は麻婆豆腐とかカニタマとかお馴染みの料理が多いですね。もう少しといっても100円ほど高くなると海老チリとか海老マヨなんかも選ぶことができます。



と、こちらのお店は、同じ店名でも料理人によって味が違うといわれている中国人系の中国料理屋の中でも一定以上の味だと思います。もっとお金を出せばこちらよりおいしいお店はたくさんあるのは事実ですが、この値段でこのボリュームはある意味、今までの大衆中華料理屋の脅威になるのかなぁと思います。そうそう、こちらのお店も日本語は必要最低限ですが、麺を硬めにとかの注文は問題ありませんよ。

静岡市駿河区下川原6-26-15
11:00～14:00（平日） 11:00～15:00（土日祝）　17:00～24:00
054-257-6608　無休