恵那川上屋の里の果茶房で、限定のモンブランを食べてみた!
恵那・中津川栗巡りツアーの2軒目です。恵那と中津川の栗菓子の2横綱であるすやと川上屋ですが、今回は恵那川上屋に寄ってみました。恵那の川上屋は中津川の川上屋の暖簾分け店と言われていますが、経営は全くの別になっており、今や恵那川上屋の方が商売上手なのか岐阜県各地や東京にまで店舗を広げています。
今回お邪魔したのはその恵那川上屋の総本山である本社恵那峡店です。こちらのお店は恵那市の観光名所である恵那峡にほど近い場所にあり、大型の駐車場を備えた立派なお店です。栗粉餅を食べた大津屋とはある意味対極にあるお店です。店舗は洋菓子と和菓子の両方おいてありますし、栗を使った色々なお菓子が目白押しで、包装やネーミングにもこだわった今時の大衆に受け入れられるものが多く揃っています。
今回のお目当ては、こちらのお店のイートインコーナーである里の果茶房です。お店自体は朝8時からモーニングを実施していますが、イートイン専用のスイーツは10時からオーダー可能となっています。この日は9時50分頃に到着したのですが、既に20人ほどが行列しています。うーん、凄い人気です。
この人気の目的は本社恵那峡店でしか食べることができない、栗一筋とネーミングされたモンブランケーキなんです。見事にほとんどの人がこれを頼んでいます。なんせ特選の栗を10個使った贅沢な一品で、普通のモンブランの2倍ほどはある大きさも惹きつける魅力になっているのでしょう。さらにこれにドリンクや栗ソフトや栗菓子がついたセットもあります。
待つこと20分ほどでやっと順番が回ってきました。オーダーは栗ソフトのセット1200円です。ひとりひとつは無理なのでシェアして食べることにします。ケーキは注文してから作るので5分ほど待ってから食べることができました。見た目は栗の形をした漆器の器に、麺のように細い栗のペーストがうねうねと一面に覆い尽くしており、豪華絢爛です。
さて、味はどうでしょうか。まずはペーストかいってみましょう。見た目は細くて繊細なんですが、食べてみるとそれほどでもありません。栗の味は確かにするのですが、先ほど食べた大津屋の栗粉餅の栗そぼろとは違って、栗そのものの旨さ、香りが弱いように思いました。これは合わせてある生クリームなどの味わいが勝ち気味になっているからかもしれません。
さらにモンブランの土台となる焼メレンゲや生クリームが本格的なケーキ屋のような最上のものではない一般的なものなので、せっかくの特選栗の風味が生かしきれていないように思いました。一緒に付いてくる塩バターキャラメルシロップを掛けるとこってりさは少なくなるものの、上等のモンブランにある最後の最後まで食べ切るという醍醐味はありませんでした。
そうそう、一緒についてきた栗のソフトは相変わらずおいしかったですが、昔食べたほど栗の味わいが無かったのはモンブランと一緒に食べたからでしょう。それにしてもネットでは栗一筋は今まで食べた中で一番おいしかったモンブランという記事や大手サイトの口コミがあったので、こちらの期待が大きくなりすぎたのが、イマイチ感に繋がったのかもしれません。
と、秋から冬に掛けて限定で食べることができる栗一筋ですが、餅は餅屋で、トータルのおいしさを追求するなら洋菓子の専門店で食べる方がいいのかもしれません。それにしても隣のテーブル席の女性が最後は持て余していたのが印象的でした。大きいことはいいことだという言葉もありますが、おいしいものは適度な大きさがいいのかもしれませんね。
岐阜県恵那市大井町2632-105
0573-25-2470 8:00~19:00
恵那・中津川栗巡りツアーの2軒目です。恵那と中津川の栗菓子の2横綱であるすやと川上屋ですが、今回は恵那川上屋に寄ってみました。恵那の川上屋は中津川の川上屋の暖簾分け店と言われていますが、経営は全くの別になっており、今や恵那川上屋の方が商売上手なのか岐阜県各地や東京にまで店舗を広げています。
今回お邪魔したのはその恵那川上屋の総本山である本社恵那峡店です。こちらのお店は恵那市の観光名所である恵那峡にほど近い場所にあり、大型の駐車場を備えた立派なお店です。栗粉餅を食べた大津屋とはある意味対極にあるお店です。店舗は洋菓子と和菓子の両方おいてありますし、栗を使った色々なお菓子が目白押しで、包装やネーミングにもこだわった今時の大衆に受け入れられるものが多く揃っています。
今回のお目当ては、こちらのお店のイートインコーナーである里の果茶房です。お店自体は朝8時からモーニングを実施していますが、イートイン専用のスイーツは10時からオーダー可能となっています。この日は9時50分頃に到着したのですが、既に20人ほどが行列しています。うーん、凄い人気です。
この人気の目的は本社恵那峡店でしか食べることができない、栗一筋とネーミングされたモンブランケーキなんです。見事にほとんどの人がこれを頼んでいます。なんせ特選の栗を10個使った贅沢な一品で、普通のモンブランの2倍ほどはある大きさも惹きつける魅力になっているのでしょう。さらにこれにドリンクや栗ソフトや栗菓子がついたセットもあります。
待つこと20分ほどでやっと順番が回ってきました。オーダーは栗ソフトのセット1200円です。ひとりひとつは無理なのでシェアして食べることにします。ケーキは注文してから作るので5分ほど待ってから食べることができました。見た目は栗の形をした漆器の器に、麺のように細い栗のペーストがうねうねと一面に覆い尽くしており、豪華絢爛です。
さて、味はどうでしょうか。まずはペーストかいってみましょう。見た目は細くて繊細なんですが、食べてみるとそれほどでもありません。栗の味は確かにするのですが、先ほど食べた大津屋の栗粉餅の栗そぼろとは違って、栗そのものの旨さ、香りが弱いように思いました。これは合わせてある生クリームなどの味わいが勝ち気味になっているからかもしれません。
さらにモンブランの土台となる焼メレンゲや生クリームが本格的なケーキ屋のような最上のものではない一般的なものなので、せっかくの特選栗の風味が生かしきれていないように思いました。一緒に付いてくる塩バターキャラメルシロップを掛けるとこってりさは少なくなるものの、上等のモンブランにある最後の最後まで食べ切るという醍醐味はありませんでした。
そうそう、一緒についてきた栗のソフトは相変わらずおいしかったですが、昔食べたほど栗の味わいが無かったのはモンブランと一緒に食べたからでしょう。それにしてもネットでは栗一筋は今まで食べた中で一番おいしかったモンブランという記事や大手サイトの口コミがあったので、こちらの期待が大きくなりすぎたのが、イマイチ感に繋がったのかもしれません。
と、秋から冬に掛けて限定で食べることができる栗一筋ですが、餅は餅屋で、トータルのおいしさを追求するなら洋菓子の専門店で食べる方がいいのかもしれません。それにしても隣のテーブル席の女性が最後は持て余していたのが印象的でした。大きいことはいいことだという言葉もありますが、おいしいものは適度な大きさがいいのかもしれませんね。
岐阜県恵那市大井町2632-105
0573-25-2470 8:00~19:00
タグ :岐阜県