静岡道楽日記

静岡県内外のおいしいお店、怪しいお店、日々の出来事、面白スポット、身近なニュースなどを鋭くも暖かい視点?で掘り下げていきます。

パンブティック ピエニュ@岐阜県多治見市

修行先の味を超えたかも!? ピエニュ

今や世界的にもレベルが高いと評判の日本のパンですが、20世紀の頃はまだまだ発展途上でした。そんな時に本場フランスのパンに負けないパン屋として脚光を浴びていたのが岐阜県高山市のトランブルーです。今も人気がありますが、その頃は毎日長蛇の列ができる人気店であり、日本のブーランジェリーの黎明期の伝説的なお店の一軒です。

パンブティック ピエニュ@岐阜県多治見市

そのトランブルーで修行した人が開いたお店が全国にありますが、岐阜県多治見市にあるのがピエニュです。以前は中津川市の郊外にあったのですが、同じ県内の多治見市の市街地に移転したということです。中津川市へのお店にも行ったことがあるのですが、今回のお店は都会的でお洒落な佇まいになっています。高級感が増しています。

パンブティック ピエニュ@岐阜県多治見市

店舗は店舗が集合しているビルの2階にあり、それほど広くない店内にはパンが所狭しと並んでいます。パンはトランブルー仕込のヴィエノワズリーが多いようですが、ハード系や惣菜系など万遍なく揃っています。気になる値段は、デパ地下のパン屋と同じかちょっと高いくらいでしょうか。

パンブティック ピエニュ@岐阜県多治見市

今日は定番のクロワッサンと秋の味覚である栗を使ったヴィエノワズリーと栗あんぱんを買ってみました。最初はクロワッサンからいってみましょう。これはちょっと小ぶりですが、生地の薄さ、焼き具合など見事なものでした。バターの香りはちょっと弱めですが、誰が食べてもおいしいと思えるような一品となっています。

パンブティック ピエニュ@岐阜県多治見市

次の栗のデニッシュは、下手なモンブランを食べるならこれを食べる方が満足するくらいの完成度がありました。生地の完成度はもちろんのこと、フィリングの栗のペーストと栗の甘露煮のおいしさにびっくりしました。ちょっと値段が張りますが、さすが栗の産地だけのことはあるなと思うものでした。

パンブティック ピエニュ@岐阜県多治見市

最後の栗あんぱんは、栗の旨さや良さはデニッシュほど感じることができませんでしたが、和風のパンでもしっかりとした仕上がりになっていました。どのパンにも共通することは丁寧な作りがしてあることでしょうか。

パンブティック ピエニュ@岐阜県多治見市

と、久しぶりに出かけてみたピエニュでしたが、トランブルーに比べて小さなお店だけにあって、オーナーの目が行き届いていることがわかり、パンによっては修行先のトランブルーの上をいっているのではないかと思いました。やはりパン屋は小さなお店の方がいいのかもしれません。次回も秋の時期に出かけて栗のパンを買ってみたいと思います・・・・。

岐阜県多治見市住吉町7丁目29-6ファインビル住吉Ⅱ205
0572-56-5538  9:30~18:30(売り切れ次第終了)  火・水曜日休



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