静岡道楽日記

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持ち帰りタンメン@花水ラオシャン本店

平塚タンメンを自宅で楽しもう!

寒さ厳しい折、自宅で温かい食事を楽しむ機会が増えています。ラーメン好きなら自宅でもラーメンを食べるなんてことも多いかと思います。スーパーへ行くと数多くのチルドラーメンや冷凍ラーメン、インスタントラーメンが置いてありますからね。そんな自宅ラーメンでの最高峰?が本物のラーメン屋のものを持ち帰って作るというものがあります。

持ち帰りタンメン@花水ラオシャン本店

神奈川県平塚市の知る人ぞ知るご当地ラーメンに平塚タンメンと呼ばれるものがあります。さっぱりとした酸っぱいスープに低加水のパッツンとした細麺を合わせ、そこに刻み玉ねぎがのったという普通のタンメンとは全く違うものです。これはスーラー湯麺からきていると思われます。

持ち帰りタンメン@花水ラオシャン本店

この平塚タンメンはラオシャンというお店が何軒かあるのですが、私は平塚駅前の老郷(ラオシャン)よりも郊外の花水ラオシャンの方が圧倒的に好きです。なお、こちらのお店は毎日行列ができる人気店で、老若男女に愛されています。うれしいのは手頃な値段でノーマルのものはなんと400円です。

で、お店で食べてもよいのですが、最近はもっぱら持ち帰りを利用しています。こちらも1人前250円で用意されています。1週間ほど日持ちしますし、麺の冷凍もできますから何食かまとめて購入しています。この持ち帰りは密かな人気があり、行列の横から入ってサッと買って帰るお客さんがけっこういます。

持ち帰りタンメン@花水ラオシャン本店

そんなラオシャンの持ち帰りは生麺と小さな容器にはいったタレで構成されています。備え付けの説明書き通りに作ればお店に近いものができます。その理由は普通のラーメン屋の場合はスープのタレと色々な食材を煮詰めた出汁スープの両方から出来ていますが、平塚タンメンの場合はお湯割り的なものだからです。それだけタレの完成度が高いということかもしれません。

持ち帰りタンメン@花水ラオシャン本店

そうそう、平塚タンメンの場合、トッピングで重要なのは刻み玉ねぎですが、その他にワカメも必須といえるかもしれません。お店の場合はオプション的なものですが、ほとんどのお客さんがワカメ入りを頼んでいます。普通のラーメン屋では主役のチャーシューは入れなくてもいいかもしれません。あと、味変アイテムの辣油も必要です。

持ち帰りタンメン@花水ラオシャン本店

さて、実食です。すっぱさがけっこうくるスープにシャキシャキとした玉ねぎが良く合いますし、わかめのやさしさがこれまた良い箸休めになります。これに博多ラーメンのような細めのストレート麺がベストマッチです。よく計算されたラーメンといえるかと思います。おまけに販売もされているさっぱりと辛めの辣油がこれまた合うのです。癖になる味わいというのはこういうラーメンと言うのかも知れません。

持ち帰りタンメン@花水ラオシャン本店

と、おいしいラーメンはお店で食べるものというのが当たり前ですが、こと平塚タンメンにおいては自宅で持ち帰りを食べてみてもお店と遜色ないものが食べられる稀有な存在かと思います。今時のチルド麺と同じ位の値段で食べることができるのでさっぱりとしたラーメンや酸っぱいラーメンが好きな人は一度試してみてもいいかと思います・・・・。

神奈川県平塚市花水台29-4
0463-36-0269  10:30~22:00  木曜休み(祝日は営業)




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