静岡道楽日記

関西メッチャうまい店3　出汁が濃い立ち食いうどん店！

大阪といったら蕎麦よりもうどんです。昔ながらのやわらかくて出汁がおいしいうどんはもちろんのこと、本場讃岐以上にモチッとした麺を出すうどん屋も多く、うどん天国となっています。そんな中、安くて美味くて長時間営業しているのが地下鉄天神橋６丁目駅すぐの天六うどんです。



こちらのお店は立ち食いスタンドのお店であり、朝食からランチ、おやつ、飲んだ後の〆のうどんまでTPOにあわせて使い分けすることができます。この手のお店は大きなターミナル駅近くには多くあるのですが、人気の点では大阪市内ではベスト３に入るようです。今はコロナの影響で夜９時で閉店ですが、普通は２４時まで営業しています。



この日は天神橋商店街の中にあるお好み焼きの名店・千草で夕食を食べた後に〆で寄りました。お店は長いカウンターのみで券売機ではなく、品物と代金を交換するキャッシュオンデリバリーとなっています。驚くのは値段でありかけなら税込みで220円、名物のきつねならぬけつねうどんでも320円です。



今日はけつねうどんをお願いしました。注文してから１分ほどでやってきました。見た目は透き通ったお出汁と大きなお揚げがポイントです。まずはお出汁をいただいてみます。電光看板に「下品なほど濃いお出汁」とあるように、化学の力も借りているのでしょうが、すっきりとした昆布と鰹のハイブリッドの出汁がよく効いています。塩梅もちょうどよく最後まで飽きることなく飲みきることができます。

さらに厚めのお揚げが甘塩っぱく煮あげられており、これまたお出汁をよく合っています。関西弁で言うところの「しゅんでいる」のです。この大きさでプラス110円は破格です。それに対して麺はボソッとしたつまらないもので、これがもう少し上等なものになれば後50円出してもいいかなと思ってしまいます。



と、ネットなどでは良い評判が多い天六うどんでしたが、実際に食べてみたもコスパの優等生であることは間違いありませんでした。立ち食いというハンディはありますが、気軽に昔ながらの大阪のうどんを楽しむことができます。次回は、もうひとつの名物であるかやくご飯付きのセットで食べたいと思います・・・・。

大阪市北区天神橋7-2-13
06-353-3686　　5:30～23:30　　日曜日休み