かつ亭膳@焼津市
ボリューミーなとんかつが食べたいなら! かつ亭膳
最近、よく聞く言葉に「ボリューミー」というものがあります。ちょっと前まではボリュームがあると言っていたと思うのですが、いつのまにかこの一言で済ませてしまっているように思います。もちろん和製英語で英語には正式にはこのような言い方はないようです。主に女性雑誌で使われだしたようで、今では食べ物系のブログやテレビでも盛んに使われていますね。
で、こちらのお店で食べたかつ丼は、この形容動詞的なボリューミーという言い方がぴったりなものだったんです。以前行った時はかつ丼はランチ時間だけのメニューだったのですが、このご時世からか夜限定ということでヒレかつ丼とロースかつ丼がどちらも千円で食べられるようになったようなのです。今回はロースの方にしました。ロースは脂身が上手に入っていると甘くておいしいですからね。
ということで、年齢を考えてご飯少な目でお願いしました。が、やってきたものは見事に丼の蓋が閉まっていなくて盛り上がっています。これがノーマルだったら蓋は上にちょこんと乗っかっているだけでしょう。恐るべしボリューミーさ。さらにミニサラダと味噌汁も付いています。
かつ丼で気になる卵のとじ加減ですが、定番の白身が半熟でトロリとしているのが好みなんですが、今回はちょっと固めでしょうか。もう少し半熟気味がいいのですが、これくらいの方が好きという人も多いですから仕方がないですね。カツ以外の具は玉ねぎなんですが、ご飯とカツ煮の間に千切りキャベツが少々敷いてあるのが変わっています。
で、ボリュームのあるとんかつですが、切り身も厚いのですが、その量も多いのです。ふつうのお店のかつ丼の肉は100g程度でしょうが、こちらのお店は公称150g、実際はそれ以上だとか。確かに所々2段になってご飯の上にのっています。ですから食べるには2,3切れは蓋に移動してから食べないといけないのです。
これでおいしければ言うことがないですよね。久々のかつ丼でしたので最初は調子よくおいしく食べていたのですが、段々と苦しくなってきました。これは肉のボリュームだけでなく、衣も比較的厚めなのと、煮汁が濃いめなのと多少は化調が入っているのか飽きてくるのです。まぁ一番の理由は自分の年齢からくるものでしょうね。若い頃ならこれくらいは一気食いできたでしょうから。
と、今回はご飯軽めでなんとか完食しましたが、噂に違わぬボリュームとパワーに圧倒されたことは事実です。が、好みでいえば近所のつかもと食堂の方でしょうか。まぁこちらのお店はかつ丼よりもとんかつ定食とか各種の揚げ物の定食がおすすめなんでしょうが・・・。とはいえ、ボリューミーな食べ物を追及している人は一度行ってみてくださいね。500gのスーパーとんかつなんかもありますよ。
焼津市三ケ名954
054-620-1221 11:00~14:00(L.O. 14:00) 17:00~21:00(L.O. 21:00)
水曜日休み
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