静岡県を席捲中!?@スーパーバロー

SUZY(メンカタ)

2012年06月08日 21:34

経済って何だっ⑭ 勢力拡大中のバローが焼津にオープン!

スーパーとかドラッグストア、ホームセンターなど流通業界は「下剋上」「群雄割拠」のこともあって戦国時代と重ねられて語られることが多い業界です。国盗りならぬ客取り、地盤争いが激しさを増しています。デフレの世の中、経済の停滞と合わせて、昔ながらの地元企業、小さなお店が閉店し、そこへ東京や名古屋などから色々な企業が進出しています。



生活に密着している度合では一番の食品スーパー業界では岐阜生まれのスーパーバローが西部や中部地方で着々と店を増やしています。昨日は焼津市小土(こひじ)に新しいお店を開店しました。近くには新鮮市場ひばりややユニー系列のピアゴがあります。

このバロー焼津店は工場の跡地に出来たのですが、隣にはドラッグストアのクリエイトSDが一足早く開店しています。系列店のVドラッグではないのがちょっと不思議ですが、これは賃貸オーナーの意向なんでしょうね。それにしても藤枝の駅南地区ほどではありませんが、西焼津地区にもスーパーが増えていますねぇ。



で、このバローですが、なんといっても売りはプライベートブランドの商品の安さでしょう。18円コロッケとかオール98円の焼き立てパンとか19円の焼きそば麺とか、他店の半額程度のものがゴロゴロとあります。ナショナルブランドは他の店と同じ程度でもこの手の安い値段のもので客を引き寄せようって戦略なんだと思います。静岡市の大坪店でも駐車場に入れないほど混雑していますからねぇ。

この手の激安、安さを売りにしているスーパーは時代が時代だけに需要は大いにありますから、焼津のバローも人気になることと思います。バローは多店舗化、経費の節減、商品の絞り込み、商品ロスの徹底縮小などなどあの手この手で、安さを追求していく戦略のようです。しずてつストアなどは多少値段が高くなっても高品質、多品種を並べて買い物の愉しさを追及しているのと差がありますが、要はTPOに合わせて使い分けるってことだと思います。とはいえ、ここでも格差社会が垣間見えるのですが・・・。

と、スーパー業界はまさしく戦国時代まっただ中という感じですね。まぁ勝者なき戦争って感じもしなくもないですが、戦わないと生き残れない時代ですからねぇ・・・・。


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