激変するデパート、スーパー業界についてちょっと考えてみる
昨日の新聞、ニュースで比較的大きかったニュースに「西武有楽町店閉店」というものがありました。銀座と丸の内、大手町に挟まれているベストな立地なのに売り上げが減少して赤字続きというのですから、デパート業界・業態事態が岐路に差し掛かっているのは明らかでしょう。
が、それに隠れていたのに私がより注目したのが「高級スーパーの紀ノ国屋がJR東日本に買収される」というニュースでした。紀ノ国屋といえば泣く子も黙る日本を代表する高級スーパーです。私がここを始めた訪れたのはもうン十年前になりますが、それはそれは、今まで知っていた田舎のスーパーとは違うものに驚いたものです。
青山の一等地にある紀ノ国屋の駐車場は高級外車がほとんどで、店内もセレブ・ハイソな空気が漂っていましたねぇ。場違い甚だしかったですが、売り場を見ているだけでウキウキしているのも事実でした。が、値段が普段目にするスーパーの2倍も3倍もするものが多かったので安いものをチョコっと買うのが精一杯でした。最近はどんな具合なんでしょうかねぇ?
そんな紀ノ国屋ですが、日本で始めてセルフ式のレジを導入した本格的なアメリカンスーパーの草分けとしても有名であり、革新的な手法や販売方法など日本のスーパー、特に高級スーパー業界においてはその存在感は凄いものがあったと思います。そのひとつがお馴染みのエコバッグ、オリジナルのバッグですね。
このバッグ、紀ノ国屋に行ったことのない人まで持っている人がいるくらいポピュラーなものではないでしょうか。このデザインにインスパイアされた地方のスーパーのバッグも数知れずあると思います。エコバッグ界の巨人ともいえる紀ノ国屋のものは資生堂のデザインなどを手がけた山名文夫さんという有名デザイナーがされたということで、デザインの良さは言うに及ばず気品と使いやすさ、ステータスが同居した優れたものだと思います。詳しくは こちらをどうぞ。最近は凄い種類があるんですね。私も流行する前に使っていました・・・。
閑話休題。その紀ノ国屋もエキナカ及び駅ビルの商業施設開発に一生懸命なJR東日本に買収されるというのは、時代の流れなのでしょう。これからどうなっていくのかわかりませんが、ローカルスーパー及びブランドがあり苦戦している中小企業はM&Aのターゲットになっていくのでしょうね。
それから西武デパートですが、浜松、静岡に続いて沼津店も今年末をメドに閉店を検討ということです。沼津では高架事業で紛糾していますが、それよりもこちらのニュースの方が大事だと思います。街の核であり格であるデパートの存在というものは有形無形を問わず重要だと思います。無くなってから分かることかと思います。郊外型大型スーパでは代わることができないものがあると思います。どうなっていくのか注目されますね。まぁ県のトップはそんなことよりも空港の方が大事なようですが・・・・。
と、これからの時代はあらゆる面で激変していくのでしょう。楽しみよりも怖いことの方が多いように思いますが・・・。
昨日の新聞、ニュースで比較的大きかったニュースに「西武有楽町店閉店」というものがありました。銀座と丸の内、大手町に挟まれているベストな立地なのに売り上げが減少して赤字続きというのですから、デパート業界・業態事態が岐路に差し掛かっているのは明らかでしょう。
が、それに隠れていたのに私がより注目したのが「高級スーパーの紀ノ国屋がJR東日本に買収される」というニュースでした。紀ノ国屋といえば泣く子も黙る日本を代表する高級スーパーです。私がここを始めた訪れたのはもうン十年前になりますが、それはそれは、今まで知っていた田舎のスーパーとは違うものに驚いたものです。
青山の一等地にある紀ノ国屋の駐車場は高級外車がほとんどで、店内もセレブ・ハイソな空気が漂っていましたねぇ。場違い甚だしかったですが、売り場を見ているだけでウキウキしているのも事実でした。が、値段が普段目にするスーパーの2倍も3倍もするものが多かったので安いものをチョコっと買うのが精一杯でした。最近はどんな具合なんでしょうかねぇ?
そんな紀ノ国屋ですが、日本で始めてセルフ式のレジを導入した本格的なアメリカンスーパーの草分けとしても有名であり、革新的な手法や販売方法など日本のスーパー、特に高級スーパー業界においてはその存在感は凄いものがあったと思います。そのひとつがお馴染みのエコバッグ、オリジナルのバッグですね。
このバッグ、紀ノ国屋に行ったことのない人まで持っている人がいるくらいポピュラーなものではないでしょうか。このデザインにインスパイアされた地方のスーパーのバッグも数知れずあると思います。エコバッグ界の巨人ともいえる紀ノ国屋のものは資生堂のデザインなどを手がけた山名文夫さんという有名デザイナーがされたということで、デザインの良さは言うに及ばず気品と使いやすさ、ステータスが同居した優れたものだと思います。詳しくは こちらをどうぞ。最近は凄い種類があるんですね。私も流行する前に使っていました・・・。
閑話休題。その紀ノ国屋もエキナカ及び駅ビルの商業施設開発に一生懸命なJR東日本に買収されるというのは、時代の流れなのでしょう。これからどうなっていくのかわかりませんが、ローカルスーパー及びブランドがあり苦戦している中小企業はM&Aのターゲットになっていくのでしょうね。
それから西武デパートですが、浜松、静岡に続いて沼津店も今年末をメドに閉店を検討ということです。沼津では高架事業で紛糾していますが、それよりもこちらのニュースの方が大事だと思います。街の核であり格であるデパートの存在というものは有形無形を問わず重要だと思います。無くなってから分かることかと思います。郊外型大型スーパでは代わることができないものがあると思います。どうなっていくのか注目されますね。まぁ県のトップはそんなことよりも空港の方が大事なようですが・・・・。
と、これからの時代はあらゆる面で激変していくのでしょう。楽しみよりも怖いことの方が多いように思いますが・・・。
この記事大変興味深く読ませていただきました。
私もその通りだと思います。
浜松などは郊外に大型店舗がたくさんあり
それはそれで楽しいのですが
やはり利便性だけを求めた安っぽさも
否めませんよね。
デパートには品格があります。
この時期はどうしても足が遠のくかも知れませんが
そういったものを排除すると
どうしても町ってすたれますよね。
アピタが静岡にできた時、いいなあこの近くの人は
と思いましたが、
よく考えると卵一個買い忘れたのに
ぐるぐるまわって行く手間って
年をとった方や忙しい方はきつい
そんなわけで私は地元のお店になるべく行きます。
そして郊外店では定価のものは買いません。
定価のものはなるべく地元のスーパーで購入し
とにかく長く店舗維持していただきたいのです。
私も同感です。が、世の中逆にいくようで、街中は廃れ、郊外が無秩序に膨張し、それもいずれ疲弊していき、どちらも中途半端な住みにくい街になっていきそうです。
地元のお店、それも頑張っている、光り輝いているお店を応援していきたいですね。