静岡道楽日記

富士山の日もいいけど、バイクの日を設定してくれないかな

今日は富士山の日だそうです。２月２３日を「フジサン」とゴロあわせをしているんだそうです。昨日はニャンニャンニャンで猫の日でした。猫の日は全国的なものですが、富士山の日は、富士山を世界遺産に登録しようとしている静岡県と山梨県が中心となって音頭をとって始めたローカルなものです。その中でも静岡県の方が力をいれているようです。



イベント好き、観光第一主義の学者出身の県のトップは、この日に併せて学校を休みにしようとしたり、あれこれ啓発イベントを催したり、県の施設であれこれプレゼントしたりしていますが、果たしてそれほど大事なものでしょうか？確かに富士山は静岡県には欠かせないシンボル的な存在ですが、大金を投じてまでやるようには思えないのです。しかもこの不景気に静岡空港への振興のためのキャンペーンを大々的にやっているにも関わらずにです。

それならば、静岡県の主要産業であるモノ作り、しかも西部地方ではポンポンとよばれるバイク産業を盛り上げるような政策をするほうが良いのではないでしょうか。８月１９日を「バイクの日」としてバイクのお祭りやバイクにもっと乗ってもらえるような施策や補助政策をするべきだと思うのです。



例えば、磐田市にあるバイクを主に製造販売している日本を代表するバイクメーカーは赤字に転落したうえに多くの従業員の早期退職を決定しました。その影響は直接的、間接的に地域経済及び地域の生活に及びます。地元の磐田市はバイクを購入する人に対して一台に付き５千円などの補助を出すことを決定したそうですが、このような試みを静岡県でもやった方がいいのではないでしょうか？

エコの面でも自動車通勤でクルマにひとりで乗るよりもバイクで通勤した方がＣＯ２の排出量は少なくなるでしょうし渋滞緩和の面でも有利でしょう。さらにアシスト付き自転車などにも補助を出してクルマから自転車への転換を図るのもいいかもしれません。余裕資金で旅行へ行く人に５千円も１万円も出すなら、同じ金額を地元の産業振興に振り向けるのが筋ではないでしょうかねぇ。まぁ、県は静岡県営？空港に金と意地を注いで搭乗率維持を図り続けるのでしょうが、それもいつまで持つのでしょうか・・・。

それからバイクに関しては、若いバイクに乗ったことのない人や、若い頃にバイクに乗っていた人のリターン需要を喚起するなども県が音頭をとってやっていいと思います。富士山の日が東部で支持を得ているなら西部で支持を得る「バイクの日」をやるべきだと思うのです。って私もバイクを降りたひとりなんですが・・・。昔はオフロードバイクで林道を激走していたんですがねぇ。

P.S.写真のバイクがカワサキですいません・・・。