静岡道楽日記

静岡県内外のおいしいお店、怪しいお店、日々の出来事、面白スポット、身近なニュースなどを鋭くも暖かい視点?で掘り下げていきます。

柳月@伊豆の国市

ながお菓まんじゅうという名前で出ています 柳月

観光地、温泉場にはお土産が付き物です。自分が食べるものから会社やご近所、友人知人、お世話になった人へのご贈答用までその需要はけっこうなものがあります。静岡県では観光地の伊豆には無視できない産業と言えるでしょう。伊豆長岡のお土産といったら温泉まんじゅうが代表的でしょうか。

柳月@伊豆の国市

今回の「ながお菓子まんじゅう」という名称で販売されている温泉まんじゅうもお土産でいただいたものです。伊豆長岡には今回のまんじゅうを販売している柳月、をはじめ大小取り混ぜて10軒近くのお菓子屋が温泉まんじゅうを販売してしのぎを削っています。何でも温泉まんじゅう日本一の街を謳っているくらいですから。その一端として年何回かのイベントの時はそれらのおまんじゅうを詰め合わせて販売しています。まんじゅう好きの人はそれぞれ好みのお店があるようです。

で、今回のおまんじゅう、味的には黒糖がほんのりと感じられるやわらかい皮に塩気がけっこうある漉し餡がマッチしていて、小ぶりなこともあって一度に2,3個は食べることができます。一個50円程度ですから妥当というか、お土産にするにはぴったりな値段設定だと思います。

柳月@伊豆の国市

と、普通ならこれでレポート終了なんですが、今回このまんじゅうの販売方法を聞いてびっくりしたというか、企業の努力を感じたのは、団体ツアーのバスに当会社の営業の人が乗り込んできて割引価格での申し込みをして聞いているという販売方法だったからです。年配の人のツアーなのでひとりあたり2,3箱、多い人は5箱以上は買うというのですから、多少割り引いて販売しても十分にペイできるのでしょう。受け渡しは翌日ですから生産するにも無駄がありませんから。最近はこのような販売方法もあるんですね。

いやー、私などは温泉まんじゅうというと、温泉地のお土産屋やお菓子屋の店先で湯気を上げて販売しているのを試食でもらったり、一個づつバラ買いしておやつにしているくらいでしたから、このようなことにまでなっているとは思いもしませんでした。もちろんある程度のお菓子屋はきれいなHPと通販サイトを持っています。温泉まんじゅうのような差別化が難しいものはマーケティング面においてもどのようにしていくかがポイントなんでしょうね。住所などはHPでどうぞ。

P.S.この記事を書くにあたり、グーグル先生から伊豆長岡の温泉まんじゅうの老舗「あずさ」が閉店とのことを知りました。何でもご主人さんが亡くなられて跡継ぎがいなかったからだとか・・・。
 


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この記事へのコメント :
あずさが閉店したのはもう大分前ですね。
あたしは“あずさ派”だったので、
ある日突然閉店を知ったときにはショックでした。

温泉まんじゅうといえども、
お店によってずいぶん違うんですよね。
その後「ここ」って店をまだ見つけられずにおります...
Posted by sue at 2010年03月10日 22:02
sueさん、こんにちは。

伊豆長岡の温泉まんじゅうはお土産でもらうくらいで、自分では買うことがなかったので、あずさの件は知りませんでした。食べたことはあるのですが・・・。

ネットを見ると、固定客やあずさのファンが多くいたようですね。sueさんもそうだったのですね。やはりオヤジさんが頑固に作り続けていたからの人気だったのでしょうか。

はやく次のお気に入りの温泉まんじゅうが見つかるといいですね。
Posted by SUZY(メンカタ)SUZY(メンカタ) at 2010年03月11日 04:59
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柳月@伊豆の国市
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