静岡道楽日記

静岡県内外のおいしいお店、怪しいお店、日々の出来事、面白スポット、身近なニュースなどを鋭くも暖かい視点?で掘り下げていきます。

焼津さかな工房@焼津市

日本坂PA上り線の、さかな系食堂に下道から入ってみた・・・。

高速道路を運営していた道路公団が民営化されてしばらく経ちました。その影響が如実に表れたのがサービスエリアやパーキングエリアの充実ぶりではないでしょうか。競争原理や民間企業への開放が進んで、昔ながらの殿様商売も様変わりしてきたと思います。今回は魚の街、焼津にある日本坂PA上り線の食堂に潜入して検証してみました。

焼津さかな工房@焼津市

普通、高速道路のSAやPAなどは高速道路を走行中利用するものですが、最近は下道からも利用できるように進入路や専用の駐車場まで用意されています。日本坂にもありますよ。まぁ利用する人は少ないようですが・・・。こちらのPAはコンビニや京都の有名ラーメンチェーンまで入っている充実ぶりです。目玉は焼津さかな工房だと思います。なんせ運営しているのは地元の焼津の魚仲買水産加工業組合ですからね。期待しちゃいます。

が、その期待は食べてみると、期待が大きすぎたかなぁと、ちょっと落胆に変わりました。まぁマグロを食べなかった我々がいけなかったのかもしれませんが、値段相応というか、やはりPAだから仕方がないのか、もう少し頑張ってもいいのではないかと思った次第です。

焼津さかな工房@焼津市

注文したのはカツオのタタキ丼と穴子の天丼です。値段は700円と1、000円です。デフレ社会の現在ではそこそこの値段です。このほかにメニューには自慢のマグロを使った中トロ丼とか刺身定食、マグロの2色丼、シラス丼、桜海老のかき揚げ丼などけっこうの種類があります。値段は600円程度から1,500円程度までで、700円から800円程度のものが多いですね。

さて、注文してから2,3分で到着です。穴子の天丼は普通の大きさのものが2本乗っていますが、明らかにサンプルよりも小さいですねぇ。おまけに穴子の天ぷらのキモであると思っているサクッとしていながらフワッとしていている食感がなく、なんとなくゴムを噛んでいるような感じなのです。タレやご飯は良いと思うだけに主役が好みではありませんでした。

焼津さかな工房@焼津市

もうひとつのタタキ丼。見た目は良いのですが、切り身が薄くてうれしさ半減なんです。厚さがこの倍ほどあれば印象が変わったのでしょうが、味はふつうだっただけに残念でした。とはいっても魚屋や魚センターなどで売っているパック入りのタタキを切って乗っけているだけの印象はぬぐえないのですが・・・。

と、今回の初挑戦は残念な結果となりました。仕事が忙しくサクッと食べられていいのかなぁと思ったのですが、やはり魚関係はジモティ御用達のお店で食べなくてはいけないかなぁと思った次第です。まぁ、私の場合は小川漁港の食堂へ行っても焼津港近辺の人気のある魚系の食堂へ行ってもそれほど満足できないウルサ型なので厳しい意見になってしまうのですが・・・。また、魚関係なのでネタの仕入れなどで味について日々変化しているかもしれませんし・・・。

焼津さかな工房@焼津市

とはいっても、このお店は焼津にある上に経営母体が焼津の魚関係の組合ということから、新鮮な魚とかお値打ちなマグロやカツオを食べられると期待しているお客さんも多いかと思うのです。値段が限定されるとかテナント料が下界?よりも高いなんてこともあるのも影響しているのでしょうかねぇ。マグロを使った丼や寿司を食べていれば印象は違ったのかもしれません。

お店の隣には魚を使った加工食品や揚げたてのコロッケなどを販売している売店もあります。最近話題のカツオ巻おにぎりなんてのもありますよ。それから、こちらのお店?で一番目立つ魚のオブジェは「海坊」と書いてシーボーと言うそうです。

焼津市石脇上96-1 
054-620-8161 7:30~20:00 年中無休




同じカテゴリー(和食・居酒屋系)の記事
すぎのき@藤枝市
すぎのき@藤枝市(2024-04-09 21:04)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
焼津さかな工房@焼津市
    コメント(0)