静岡道楽日記

新しい商品開発、販売のモデルとなるか？　はちみつパン

ちょっと前に記事にした浜松地域のコラボ商品、マルト神戸屋＋長坂養蜂場＋ＦＭハロー＋ハマゾーの４つがタッグを組んだはちみつパンプロジェクトのはちみつパンをやっと食べてみました。もちろん、今回発売された「ハニーサンドマーガリン」と「ハニーアップルパイ」の２つ両方購入してみました。遠鉄ストアで安売りしていたのも好都合でした。



ハニーサンドマーガリンは、菓子パンの王道ともいってよいコッペパンに切れ込みをいれてそこにジャム状のものをサンドしてあるものです。特徴はコッペパンよりもしっとりとしてある生地とはちみつとマーガリンの両方がバランスよく入っているフィリングでしょうか。

この手のものはたまに激安で販売されている小倉サンドとかジャムサンドを食べることがあるのですが、それと比べるとジャンクさが減ってちょっと上品な感じがします。甘さもはちみつがアクセントとなっていて厭らしさや後味の悪さがありません。が、やはり袋パンの宿命というか限界を感じてしまいます。このはちみつともっと良質のマーガリンかバターのフィリングでソフトフランスの生地で食べてみたかったです。



もうひとつのアップルパイも温めて食べたのですが、好みの方向性が違っているようですが、これはライバル商品との違いを出すためには仕方がないのとはちみつの良さを生かすためにはこの方がいいのでしょうね。私は大き目の林檎とシナモンが強めに効いたオーソドックスなタイプが好きなものですから。しかし、オリジナリティがあって癖になる人がいるかと思います。

なにより２つとも値段以上の価値はあるかと思います。袋パンという値段も味も激しい競争の中でオリジナリティを出していると思います。なにより地元の企業やメディア、ブログという普通の人々が発信しているネットコミニティを巻き込んだ４つのコラボというのが新しいと思うのです。



今までのこのようなコラボ商品は、大手メーカーのものでは大手×大手、もしくは大手×専門店というパターンでしたし、ローカル商品の場合はメーカー×テレビ局、メーカー×コンビニ、コンビニ×学校といった感じでしたからねぇ。今回はブログメディアとコミニュティＦＭという口コミに似たメディアを巻き込んだことだと思います。さらに優れた地元専門店のキラーコンテンツを上手に商品に取り入れたことだと思います。これにより地元では広告宣伝費を掛けずともけっこうは効果が上がると同時に、プロの意見だけでく、普通の消費者、パン好きの嗜好、アイディアを取り入れることができたのだと思います。

今回のプロジェクトが成功かイマイチなのかわかりませんが、今後はこのような試みやコラボ商品が増えていくんでしょうね。静岡市周辺でもやらないかなぁ。

そうそう、はちみつパンの記事をハマゾーに書くと、丁寧にコメントがつくのでしょうが、この記事にも何かくるんでしょうか・・・・。そんなマメさも偉いですよね。