静岡道楽日記

さわやかが、ハンバーガーを作るとどうなるんだろうか？？？

と、考える人って多いと思います。かくいう私も昔からご飯やパンでなくバンズで挟んでハンバーガーにしたらきっとおいしいだろうなぁと思っていました。パンを頼んで、半分に割って即席ハンバーガーにして食べたこともありました。そんなことを考える人が多いのか、今年の３月から限定店舗でハンバーガーの提供を始めていたんです。



そんなさわやかのハンバーガーをやっと食べることができました。出かけた店舗は静岡市駿河区の池田店です。静岡大学に近いお店になります。この日は、さわやか恒例の創業価格フェアだったので開店早々に満員となっていました。相変わらずの創業価格フェア人気に驚きます。

が、私のテーブルを担当したお姉さんが「日曜日はハンバーガーの提供はしておりません」と言うではありませんか。「エッ！！」と落胆していると、また責任者の所へ聞きに行って「できるそうです」とのことで、ホッと胸をなでおろしました。注文はチーズバーガー590円です。この値段はモスやフレッシュネスの高めのバーガーより少々高い感じでしょうか。まぁハンバーガーとしては高めですが、最近は千円オーバーのグルメバーガーもありますからね。



さて、５分ほどで登場です。英字新聞を模したバーガー袋に入った堂々の姿です。パティ（ハンバーグ）は125ｇとのことで厚みもありますし、なによりミディアムレアの焼き加減がいいですね。バンズは上にケシの実がのっています。皮はこんがり、中の生地はふんわりとしたものです。レタスやトマトなどの添え物はありません。あくまでもさわやかのハンバーグが主人公なんでしょうね。

味はどうでしょうか。パティの粗挽き加減は通常のものより細かめに感じましたが、チェーン店のものとは格段の差があります。なによりジューシ－さが違います。肉汁あふれるほどではありませんが、十分です。味はさわやかのハンバーグですから馴染みのある安心できるものです。



と、バンズが良くて、パティが好きな例のものですから、おいしく満足満足となるはずなんですが、そうならないのがハンバーガーの難しいところです。ソースやバランス、提供方法がイマイチと感じたんですね。ソースは、パティの下にタルタルソースが、上にオニオン＋ドミグラスっぽいオリジナルのものがのっているのですが、これが合わないのと、皿が冷たいのとハンバーガー自体が温かくない冷めていたのがマイナスでした。チーズは良質なうえにトロリとしていただけに残念でした。私はハバネロソースをプラスしたら良くなりました。やはりピクルスも欲しいですね。

まぁ、こう私が判断するのも仕方がないのかもしれません。なにより提供しているさわやかも試行錯誤を繰り返しているからなんですね。最初はレタスやトマトを別添えしていたようなんですが、秋にリニューアルしてサラダは別注文にしたんです。ハンバーグに関してはオーソリティーになってもハンバーガーに関しては発展途上といったところだと思います。これから益々改良して、ゆくゆくはハンバーガーだけの専門店をオープンなんてことになるかもしれません。



なお、現在のところ、ハンバーガーが食べられるのは、静岡地区ではセノバ店と池田店、富士地区の鷹岡店、中遠地区の袋井店、浜松地区の中田店の５店舗だけです。それから提供時間は午後５時までです。私などはディナータイムにビールのおつまみとして食べたいんですけどねぇ。ということで、興味のある方は一度食べてみてくださいねぇ。