静岡道楽日記

年越しソウル旅6 　ソウルで一番大きなお寺で初詣！　曹渓寺

韓国の宗教事情ですが、仏教とキリスト教が大半で、どちらも熱心な信者が多いようです。まぁ、日本と同じで無宗教という人も多いようですが、なにかにつけてお参りをする人、受験の前になると願掛けする人など、どこもその風景は同じようです。ってことで元旦のこの日はソウルで一番大きなお寺に初詣することにしました。



ソウルの中心地、鐘路区の仁寺洞にある曹渓寺です。骨董品やお洒落なカフェなどが並ぶ仁寺洞の通りからもすぐのアクセスの良い場所にあり、大韓仏教曾渓寺派の総本山でもあります。この日は１月１日とはいうものの韓国は旧正月ですから、境内は普通と同じように落ち着いた感じです。なにより朝９時過ぎという早い時間ですので、時間がゆったりと流れているようでした。

この曹渓寺は、市街地のど真ん中にあるので境内はそれほど広くありませんが、境内のそこかしこに大きなお堂が点在しており、さすが総本山は違うと感心してしまいます。大きなお寺に抱く敬虔な気持ちは日本も韓国も、そして世界中一緒ですね。こちらの曹渓寺では大雄殿と言われる法堂が、その名のとおり一番威厳を持っています。



さらに、日本と韓国のお寺の違いとしては、色使いのカラフルさやお守りの狛犬？の違いなど、同じ仏教の寺院といえども大きな違いがあって興味深くお参りすることができました。そうそう、私は元旦なので初詣としゃれこんだのですが、韓国では西暦の元旦も旧正月の元旦も初詣という習慣はないそうです・・・。



と、こちらの曹渓寺は世界遺産に指定されてはいないものの、無料で拝観することができますし、なにより観光名所の仁寺洞からすぐというロケーションもありますから、気軽に出かけてみることができるかと思います。境内の中には仏教中央博物館なんてのもありますし、日本語のパンフレットや案内もあるのも助かります。

ソウル特別市 鍾路区 堅志洞 45