静岡道楽日記

静岡県内外のおいしいお店、怪しいお店、日々の出来事、面白スポット、身近なニュースなどを鋭くも暖かい視点?で掘り下げていきます。

スヰング洋菓子店@静岡市葵区

昭和のハイカラなケーキを楽しめるお店!

令和になって、昭和もだいぶ昔のような感じになってきました。昭和レトロのようなちょっと懐かしいものが脚光を浴びていますし、1周回ってお洒落なものも見直されています。静岡市の元祖お洒落タウンである葵区の鷹匠にあるのがスヰング洋菓子店は、昭和の懐かしい雰囲気の中で懐かしいケーキを買うことができます。

スヰング洋菓子店@静岡市葵区

こちらのお店が出来たのは昭和50年以前で、創業してから40年以上経つという静岡市内でも屈指の歴史があります。店内は冷蔵ケースがあるだけのシンプルなもので、お洒落感がない質実剛健な感じであり、売られているケーキも昔ながらのものがほとんどです。イチゴのショートケーキや黄色いモンブラン、ロールケーキ、サバランなど懐かしいもののオンパレードです。

スヰング洋菓子店@静岡市葵区

その値段も100円台から200円台など手頃なものばかりです。ただ値段が安いだけでなく丁寧に作られているのがしっかりと伝わるものばかりで、ケーキはこちらのお店でなければという常連さんも多いようです。最初に訪れたときに買ったのは見た目のインパクトがあるクリームたっぷりのエクレア180円です。

スヰング洋菓子店@静岡市葵区

このエクレアは、甘さたっぷりのバタークリームがこれでもか!と入っています。このクリームが好き嫌いの分かれ目かと思いますが、今時の軽めの生クリームとは別物のしっかりどっしりとしたクリームは存在感があり、熱烈なファンがいるのも分かる気がします。なお、シュー生地は昔ながらの柔らかなものです。

次の訪問では、サバラン280円をお願いしました。最後の1個でした。最初の訪問の時にはサバランなどにはテーブルの上に置いてあった洋酒を掛けてくれるサービスがあったのですが、このコロナ禍で中止になっているようで残念でした。

さて、久々のサバランですが、ラム酒がたっぷりと染みこんでおり、洋酒ケーキが大好きな私としてはニンマリとしてしまいます。スポンジ生地自体はそれなりですが、そのチープ感とラム酒の香りが相まって、昭和へとタイムスリップさせてくれます。さらに大きなイチゴの存在感が価値をアップさせてくれています。

スヰング洋菓子店@静岡市葵区

と、お洒落なケーキ屋が増えている静岡市内ですが、それとは真逆ともいえる老舗の懐かしい感じのケーキが手頃に楽しめるということで、これぞ長く頑張って欲しいお店といるかもしれません。そうそう、お店の裏の一方通行の路地に駐車場が1台分用意されています・・・。

静岡市葵区鷹匠3-5-14
054-247-8054 14:00~22:00(平日) 12:00~20:00 (日、祝日)




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