肉のむらまつ@富士宮市
惣菜天国⑫ 肉屋激戦地の富士宮のお値打ち精肉店!
今日は、29日のニクの日ということで、お肉屋の紹介です。静岡市ではめっきり個人経営の精肉店が減ってしまいましたが、県内屈指の酪農地帯を抱える富士宮市は、街のそこかしこに個人経営の精肉店が頑張っています。今日のむらまつもまさにそんな一軒で、西富士宮駅から芝川方面へ向う街はずれといっていい、恵まれた立地とはいえない場所ながらお客さんが絶えない人気店です。
この日は、惣菜狙いで出かけてみたのですが、お昼前ということもあってか、コロッケは売り切れ、メンチカツは残り3つという人気ぶりでした。このメンチと、あとは肉屋なのにアジフライを買ってみました。アジフライ好きなので、あると買ってしまうんですよね。そのほかには肉屋らしいシュウマイや餃子、お馴染みのポテトサラダなど種類豊富で、下手な惣菜屋顔負けのラインナップでした。
気になる味ですが、メンチはひとつ税込み120円という値段ですが、肉屋らしいニクニクしいメンチでした。衣がちょっと厚めなのが残念ですが、おかずやおつまみにするには十分だと思いました。もうひとつのアジフライはスーパーのものと大差ない感じで、やはり肉屋では肉を使ったものを買うべきですね。
惣菜の他、精肉は富士宮らしく豚肉の品揃えが良かったですね。ブランド豚のLYB豚、ルイビトンと、ヨーグルトで育てたヨーグル豚の2種類を揃えているのは珍しいと思います。どちらもけっこうな値段がしますが、切り落としならお手頃に買うことができます。そうそう、このブランド豚肉を使ったとんかつなどもあるので、自宅でとんかつ屋のようなごちそうとんかつを食べることができます。
あと、こちらのお店では日替わりのサービスデーを行っており、○曜日はコロッケが38円とか、とんかつが安くなるなどで、日曜日はお店自慢の焼豚がお値打ちにサービスされておりました。お客さんの多くがこれ目当てにきているようで、脂身の多い少ないなど好みを聞いて、グラム単位から1本単位まで好みで買うことができます。
私も試しに100g買ってみたのですが、これが流行りの煮豚ではなく、ちゃんと焼いている本物の焼豚で、脂身も適度に入った肩ロースで、旨みもジューシーさも上々で、これで350円程度は人気になるのも納得の味わいでした。これは、そのまま食べてもよいですし、ラーメンの具や炒飯に入れてもいけると思います。
と、初めて訪れてみた肉のむらまつですが、富士宮のほかの大きな精肉店とはまた違った特徴があり、精肉とともに惣菜に力を入れており、店内の半分以上が惣菜、そも庶民的なおかず類が多く、ご近所さんが毎日買い物にきても良いような店となっています。次回は、ブランド豚肉と焼豚を再度買いたいですね。
富士宮市大中里784-12
0544-27-5217 9:00~19:30 月曜、第3火曜日休み
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