濱江市場@台北市中山区
台湾復活旅10 台北有数の規模を誇る濱江市場!
日本では絶滅に瀕している公設の市場や露天の朝市ですが、台湾ではそこかしこに存在して庶民の生活を支えています。台北で一番の規模を誇る濱江市場は、野菜と果物の卸売り市場もあるので大きなものとなっています。少し前の築地市場みたいもので場内と場外に分かれているような感じです。
この濱江市場がネットなどに余り出てこないのは交通の便が悪いことも一因です。地下鉄の行天宮駅から歩くと10分以上かかりますし、バス停も近くにはありません。さらにお店が地元民相手で観光客慣れしていないというのも大きいかと思います。それもあってかアウェイ感に満ち溢れていますが、逆にそこがリピーターには居心地が良くワクワクしてくるんですね。
こちらの市場には旅行で2回行きました。それほど気に入ったというか、ある意味観光地化されている他の朝市にはない普段着感覚の良さ、新鮮さがあったからです。その理由のひとつが飲食店などのプロ用の鮮魚や精肉、乾物類がたくさん販売されていることで、見ているだけで楽しくなってくるからです。スーパーでは見ることのできないものをいろいろと見ることができました。
本来ならあれこれ買ってみたくなるところですが、ホテルでは料理することができませんし、肉類などは日本への持ち込み禁止なので、干し貝柱や調味料、ビーフン、麺類などの乾物類を買うにとどめました。値段的には観光地化された廸化街よりも若干安いと思います。この点でも穴場と言えますね。なお、営業時間は午前中が中心となっています。
と、台北では有名無名問わずあちこちの市場に出かけてみましたが、玄人好みという点では一番かと思います。スーパーなどを徘徊するのが好きな人にはハマるスポットだと思います。また、飲食店に関しては持ち帰りのお店が主体ですが、大きなビルの野菜果物市場の中にという安くて美味しいと評判の海鮮、寿司の上引水産があります・・・
台北市中山区民族東路
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