創作料理やB級グルメもいいけど、定番料理を見直そう!
最近の地域グルメの話題といったらBー1グランプリや町おこしの新規メニューの開発、フーデストグランプリなどなど新しい料理の発掘や珍しくて人目を引くような素材や料理が多いように思います。確かにテレビやネットにとってはニュースバリューがありますし、注目度も高いと思います。
が、私はそのような創作料理系や無理やり系の料理は一度は食べてみたいと思っても続けて食べたくなるような定番料理になるようなビッグヒットはそうそうないかと思います。このような創作系や新しい料理での町おこしや客寄せ、観光の目玉化も有効だとは思うのですが、食べるものが好きな者にとっては、定番料理での町おこしや観光地の底上げを図ってほしいと思っています。
例えば「金目鯛の煮付け」です。これからの冬の時期になると脂が乗って益々おいしくなってくる近海の魚で伊豆を代表する魚だと思います。磯料理や魚を売りにしているお店ではだいたいこのメニューがありますし、口コミサイトでもこの料理目当てで伊豆の食堂へ来る人も多いですね。私も伊豆へ行ったらこの煮付けを食べたい口です。
が、定番料理である金目鯛の煮付けでも当たり外れがあります。まぁ当たり前ですが、値段ばかり高くて身がほっこりしていない、煮汁が旨くない、味が濃すぎる、薄すぎる、素材の鮮度が良くない・・・などなど好みのものに合える確率はそうそう高くないですね。一番の問題はまるごと一匹の煮付けで、見栄えはいいものの、身が薄く食べる幸せ度ではそれほどでもないことです。多少見栄えが悪くても大きな金目の切り身の煮付けの方が好きですね。もっといえば兜、頭の煮付けが一番ですが・・・。
この金目鯛の煮付け、家庭料理でもあるのですが、やはりプロの料理人、それもしっかりと修行した和食の板前さんや漁師料理を長年手がけているおばちゃんなどが作ると一味も二味も違うんですよね。色は黒くて味が濃そうなんだけど身はふっくらでちゃんと白身魚の淡泊さが残っていて、煮汁(タレ)とのバランスがいいんですよね。ご飯にこのタレを掛けて食べると最高なんです。簡単そうで事実、調味料はシンプルなのに味に格段の差が出る難しい料理なのかもしれません。
そんなおいしい金目鯛の煮付けが伊豆のどこの磯料理や食堂、和風レストランに行っても食べられるようにするなんてことを行政と地元が一丸となって勧めたらどうでしょうか? 観光客が伊豆の魚料理に求めているのはおいしい地の刺身に金目の煮付け、磯ものの味噌汁に鯵の干物なんかだと思います。金目コロッケやイカメンチなんかの変化球もいいのですが、直球ど真ん中の料理があってこその変化球だと思うのです。
そこで、金目鯛の煮付けコンテストなんかを開催して、おいしい煮付けを食べられるお店を広く知ってもらうなんていいと思うのです。有名なお店や知る人ぞ知る地元の人愛用の食堂など色々なお店が参加して、その店やそれぞれの職人さんの工夫や秘密のレシピで思いもがけない順位がつくと思うのです。このような定番料理のコンテストって国内外を問わずやってますからね。
こんなことを思ったのも、先日食べた金目鯛の煮付けがイマイチだったからなんです。有名店だったんですがねぇ・・・。
最近の地域グルメの話題といったらBー1グランプリや町おこしの新規メニューの開発、フーデストグランプリなどなど新しい料理の発掘や珍しくて人目を引くような素材や料理が多いように思います。確かにテレビやネットにとってはニュースバリューがありますし、注目度も高いと思います。
が、私はそのような創作料理系や無理やり系の料理は一度は食べてみたいと思っても続けて食べたくなるような定番料理になるようなビッグヒットはそうそうないかと思います。このような創作系や新しい料理での町おこしや客寄せ、観光の目玉化も有効だとは思うのですが、食べるものが好きな者にとっては、定番料理での町おこしや観光地の底上げを図ってほしいと思っています。
例えば「金目鯛の煮付け」です。これからの冬の時期になると脂が乗って益々おいしくなってくる近海の魚で伊豆を代表する魚だと思います。磯料理や魚を売りにしているお店ではだいたいこのメニューがありますし、口コミサイトでもこの料理目当てで伊豆の食堂へ来る人も多いですね。私も伊豆へ行ったらこの煮付けを食べたい口です。
が、定番料理である金目鯛の煮付けでも当たり外れがあります。まぁ当たり前ですが、値段ばかり高くて身がほっこりしていない、煮汁が旨くない、味が濃すぎる、薄すぎる、素材の鮮度が良くない・・・などなど好みのものに合える確率はそうそう高くないですね。一番の問題はまるごと一匹の煮付けで、見栄えはいいものの、身が薄く食べる幸せ度ではそれほどでもないことです。多少見栄えが悪くても大きな金目の切り身の煮付けの方が好きですね。もっといえば兜、頭の煮付けが一番ですが・・・。
この金目鯛の煮付け、家庭料理でもあるのですが、やはりプロの料理人、それもしっかりと修行した和食の板前さんや漁師料理を長年手がけているおばちゃんなどが作ると一味も二味も違うんですよね。色は黒くて味が濃そうなんだけど身はふっくらでちゃんと白身魚の淡泊さが残っていて、煮汁(タレ)とのバランスがいいんですよね。ご飯にこのタレを掛けて食べると最高なんです。簡単そうで事実、調味料はシンプルなのに味に格段の差が出る難しい料理なのかもしれません。
そんなおいしい金目鯛の煮付けが伊豆のどこの磯料理や食堂、和風レストランに行っても食べられるようにするなんてことを行政と地元が一丸となって勧めたらどうでしょうか? 観光客が伊豆の魚料理に求めているのはおいしい地の刺身に金目の煮付け、磯ものの味噌汁に鯵の干物なんかだと思います。金目コロッケやイカメンチなんかの変化球もいいのですが、直球ど真ん中の料理があってこその変化球だと思うのです。
そこで、金目鯛の煮付けコンテストなんかを開催して、おいしい煮付けを食べられるお店を広く知ってもらうなんていいと思うのです。有名なお店や知る人ぞ知る地元の人愛用の食堂など色々なお店が参加して、その店やそれぞれの職人さんの工夫や秘密のレシピで思いもがけない順位がつくと思うのです。このような定番料理のコンテストって国内外を問わずやってますからね。
こんなことを思ったのも、先日食べた金目鯛の煮付けがイマイチだったからなんです。有名店だったんですがねぇ・・・。
金目鯛は高級魚、ああ、食べたいなぁ。 プロの
煮付けで。
名人だと思われる料理人が昔 名古屋にいて
今は福井に移転してしまいました。
遠くて なかなか行けませんが、あの味・・・
懐かしいです。
日本ならではの 煮付けの味、絶やしたくありませんね。
基本を全く知らずの創作料理は別物だと考えています
日本人のDNAは昔ながらの日本食を求めるはず
地域で進めるのも良いですが
まずは職人の心の中に
「良き日本のホッとする味」を思い出させるのも
ヒトツの手だと思います
・・歳を重ねると 自然とわかる事も多いのですが
金目鯛、おいしいですよねぇ。大好きです。確かに高級魚ですが、キンキほどではありませんし、魚屋やスーパーで格安で売られているときもありますから。
金目の煮付けに限らず、野菜の煮物など素人とプロって同じ食材や同じ調味料なのにかなり違うものになります。まぁそれが金を取るプロなのかもしれませんが、これがあるからあちこちのお店で煮魚を頼んでしまう理由になるんですね。
プロのご意見、なるほどと、うなずくばかりです。創作系の料理のもの足りなさはそこかもしれません。基本+応用ならいいのですが、応用ばかりでは薄っぺらなものになりますからね。
それから味覚の問題ですが、化学調味料や味の濃さなどなどこれからは今まで以上に食育が大事になってくるのかもしれません。お寿司の文化も回転寿司からカウンターの江戸前に育っていってほしいものです。